のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

実家をバリアフリーにするタイミングは⁇

どのタイミングで改修しよう

親の足腰が弱り介護が必要になってきた。けれど室内はモノだらけのうえ昔のつくりだから段差でガタガタ。とりあえず在宅介護するには自分もしんどいな。

まずは不用品の廃棄から

高齢者のあの時のあれが〜、誰かほしい人さがすわ〜、とかね、つきあいきれません。早めに耳を閉ざしましょう。お互いの寿命が縮みます。処分しようとするとゴミ捨て場からまた戻すほどの執着っぷりに辟易するかもしれません。うちがそうでした。

動線確保して快適さを知ってもらう

そこに行き着くまでが面倒ですが近未来の自分のためでもあります。「あのときやっといてよかったなぁ〜」と思うはずです。

 

本当に必要なものがすぐ使えるようにすることです。お世話する自分が通れないような室内では介護は無理です。

前倒しではなしてみよう

いずれ施設へ入所するにせよ在宅を選ぶにせよ費用はかかりますからね。危険な自宅を手入れするのも必要経費です。

 

ケアマネに相談して介護保険から助成金のもらえるものとか、福祉住宅改修の得意なリフォーム屋さんを紹介してもらうなどしておよその費用を掴んでおきましょう。見積もりだけならタダですから。

老师の教材を1番に手に入れた私はやっぱりついてる 天助我也

中国語レッスン

遠距離介護の気晴らしに中国語を習い始めましたがしょっちゅう帰省しているせいもありなかなかまとまった時間が取れません。しかしマンツーマンレッスンで融通が利くのでほそぼそと続けています。

私の老师

中学時代瀋陽から一家で来日した先生はネイティブのせいか、つい日本語で最近の出来事や社会情勢について語ってしまいますが毎回楽しい時間を過ごせています。

学習CDの完成

ご自身の聴き流し教材がまもなく完成するよ、といわれていて生徒として受け取った第1号が私でした。レッスン予定日の朝、完成品が先生宅に届きすぐ手渡されました。やっぱりついてる。

おはようからおやすみまでの会話

堅苦しいテキストにはない、ごく普通の場面でどんな言い方をするのか先生が綺麗な発音ではなしています。

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スクランブルエッグを作る→做炒鸡蛋

今日こんなニュースがあった→今天有样的一个消息

レンジで弁当を温める→用微波炉热便当

値切る→讨价

ソースを冷蔵庫から取り出す→从冰箱里吧沙司拿出来

携帯を充電する→给手机充电

パジャマに着替える→换睡衣  などなど日常生活ですぐ使いたいフレーズが並んでいます。

夢はつづく

いずれ第2弾の製作、そしてテキスト〜データ配信など構想されているそうでこの先が楽しみです。

 

今回のCDでは中国の人には白湯を用意してあげようとか、置き時計をプレゼントしてはいけない、いただきますの言葉がないなど豆知識も紹介されています。

 

そういえば三越のカフェでインバウンド女子が「ホットウォーター」と注文してたなぁと記憶が蘇りました。

デイサービスはなにをするところかおさらい

老いは他人事かよ

某テレビの生放送で「デイサービスは食堂に毛が生えたような談話室」と著名なキャスターが発言し炎上しているようですが、失礼極まりないを通り越して前期高齢者ともあろう立派な方にしては残念なコメントですね。

https://npn.co.jp/article/detail/200002085

日頃から自分には関係のない世界と思っているんですかね。いずれ行く道だろうに。そろそろ心づもりしておく年齢だろうに。

デイサービスですること

介護の度合いによりますが、認知症の母のケースだと家まで迎えに来てもらい施設へ到着→検温→入浴→プリントや歌やゲーム→昼食→洗濯物を畳むお手伝い、できる人は食器を下げる→ボランティアさんがネイルやマッサージ→おやつタイム→音楽療法理学療法士さんがリハビリ指導→訪問歯科や物忘れ外来受診などなど。

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日替わりでやることがたくさんあります。合間に排泄介助をしてもらい、2ヶ月おきに訪問理容師さんにカットとカラー、持病があれば家族が迎えに行き通院付き添い。遠足や施設のお祭りや芋煮会などのイベントも考えてくれています。

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家庭で、家族だけではできないことを手伝ってもらうわけですね。けして食堂に毛が生えたような談話室ではありませんよ。

プロとして信頼して親を預けている

介護職の方をバカにするような風潮が見られますがどういうつもりなんですかね。自分で食事もできないトイレにも行けないのをお手伝いしてくれるのに。

 

うちの父は介護施設姥捨山となじっていました。そんな場所へ母を預けるなどプライドが許さなかったようですが、できもしない介護を頑張り寿命を縮めました。

 

そろそろ老いを自分ごとと捉えませんか。いずれ人の手を借りずに生きるなんて無理なんですから。

マスク騒動とハンドメイドとSDGs

マスク騒動

現地駐在員さんによるとSARSの経験から台湾では健康保険カードに紐付けされた番号でマスクの購入数を管理しているのだとか。この番号は外国人にも付与されるそうです。日本はおひとり様いくつという制限でしたが店舗を渡り歩けばいくらでも買えました。

就寝時のマスクは20年

もとから喉が弱くちょっと腫れたかな?と思うとすぐ高熱を出し1週間ほど寝込んでしまいます。快調でいたるための養生は喉を守る、首を冷やさない。20年近くマスクして首にタオルを巻いて寝ています。真夏もなので一年中マスクは買い置きしてありました。

 

しかしここにきて在庫が心もとなくなってきたのです(まだ2ヶ月分ありますが事態の収束が予測できません)

ウォーキングコースのお店

ハンドメイド作家さんの作品を置いてるお店で布マスクを手に入れました。その日が納入日と知らずに通りかかった私はやはり運がいい。可愛らしいパンダ柄と和柄を購入しました。

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優しいガーゼ素材で耳が痛くならない紐がついていて洗って繰り返し使えます。作り手さんの丁寧な仕事ぶりがわかって大事にできそうです。

持続可能な社会のためできることSDGs

手作りマスクは「作る責任使う責任」に該当するのかな。

https://www.unic.or.jp/news_press/features_backgrounders/31737/

こういった小さな行動が持続可能な社会につながるのですね。マスク騒動から意外な展開になりました。

私の実家は東日本大震災の被災地です

9年前の生活

宮城県の実家はアルツハイマー認知症で要介護2の母とその母を介護をする父の2人暮らしでした。老々介護です。

 

母は軽い物忘れがありましたが受け答えや意思表示はできて簡単な家事はやれていました。いつもニコニコしているためぱっと見認知症とはわかりません。主治医になんど勧められてもデイサービスに行くことを「父が」拒んだため、記憶が薄れていくのを放置している状態でした。

実家はゴミ屋敷

足の踏み場もない室内で老人2人が暮らしていましたから危険極まりないものでした。しかし何十年も溜め込んだゴミガラクタを処分する気力も時間もありません。

 

2人とも携帯すら持たず、就寝前に固定電話を電源から抜くというありえないことをしていました。連絡をとりたくても無理ですよね。「自分には必要ないから」がお決まりのフレーズです。

3.11は転機

周囲に母が認知症であることを隠し通し連絡手段も持たずやり過ごせるとでも思っていたのか、老人の浅知恵には辟易しますが聞く耳持たずですからね。仕方ありません。

 

地元の友人の携帯にかけて親の様子を見に行ってもらい生存確認し、震災から4日後に固定電話が繋がったと記憶しています。

 

その後、定期的に実家の片付けと母の介護に通った体験から今を楽しんで生きることと身じまいの大切さを機会あるごとに発信しています。