のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

年末年始介護施設が休みだと家族は困惑

あるあるですよね、介護の年末年始問題。

 

母の通っていた施設は1ヶ月前に日程を組んでしまうため、数年前のお正月は大晦日からずっと在宅する予定になっていました。

 

当時のケアマネ曰く「ご家族と過ごされたいかと思って」

 

あのさ、昼だけでオムツ替え4回に食事介助を家族だけでやれるわけないじゃん、というか私たち家族がケアマネを使いこなせていなかった故ですが。

 

その年末年始は私が帰省できなくて後日、父からボヤキの電話がかかってきました。

 

正直、介護にまつわる不平不満は聞きたくありません。自分が年末年始を見越した日程組みを事前に申し出なかった責任を私に愚痴られてもね。

 

そんなことがあってから、10月の初めには年末年始もショートステイを組んで欲しいとケアマネになんどもなんどもお願いするようになりました。

 

職員のシフト問題もありますしね。

 

母のお世話は1日だけならできても連日、1人にさせられず見守りとオムツ替えをしなければならないとなると自分の用事やごく普通の家事や買い物すらできません。

 

ただでさえ慌ただしい年末年始、誰にも手伝ってもらえないならショートステイでみてもらうのが一番です。

 

頑なに在宅にこだわったりケアマネに言いにくいと勝手に思い込んだりせず、つきっきりは無理なんですと正直に打ち明けましょう。まったく代替案がないわけじゃないのですから。

 

そこで学習した私は急なお泊りやデイサービスも対応してくれる別の施設とも契約をしました。

 

登録料も発生せず、急な冠婚葬祭や介護者の急病に対応策があるというだけで気持ちが楽になりました。

 

 

改めて刺絡しらく(瀉血)治療について

ときどき鍼灸治療について書いてきましたが、刺絡しらく(瀉血)しない鍼灸院もあると知りちょっと補足しておきます。

 

もともと肩甲骨まわりの刺すような痛み(疼痛)に長年悩まされ多くのドクターショッピングをしてきました。

 

漢方薬を試して少しよくなり依存するのが嫌でヨガやピラティスを習っていますが、それも遠距離介護ですぐ元に戻ります。

 

他に方法がないかな?と思い鍼灸治療を併用することにしました。

 

以前と別のところで施術を受けるようになりましたが吸い玉や刺絡があるのが普通と思っていました。

 

瘀血(おけつ)という血液のつまりが傷みの原因で、鍼を打って吸い玉で背面の血行をよくしてから刺絡して汚れた血液を出します。

 

肩甲骨のかどや足の三里や梁丘(りょうきゅう)と呼ばれる経絡から瘀血を出します。

 

紫色の跡が残るので露出の高い服は着ません。

 

肩甲骨のかどは膏肓(こうこう)というツボで一番負荷のかかっているところです。

 

認知症の母を先回りした段取りをしつつ、実家の片付けや父のサポート、ケアマネとの面談や各方面との連絡で常に追い立てられるような焦燥感に苛まれています。

 

両親が相次いで他界し、今度は相続や登記の変更や納税に追われて心から寛ぐことはほぼありません。

 

心理的ストレスからみぞおちがつかえるようになり、食べられなくて37kgまで痩せてしまいました。

 

刺絡もしながら今は保険適用の漢方薬を再開してゆっくり回復を目指しているところです。

 

デイサービスの送迎車が帰ってしまうと途端に不安に

夕方5時ごろデイサービスの車がやってきて母を降ろすと次のお宅へ向かいます。

 

ひととおり今日の出来事や母の状態の報告を受けて、介助しながら自宅へ入るとそこからはすべて家族だけの責任になります。

 

これがもし母と2人きりだったら私はどうしてよいかわからず逃げ出していたでしょう。

 

長年連れ添った父がいたからどうにか自分だけの用事や家事に集中できたのです。

 

母が帰宅すると見守りが必要です。

 

たとえ同じ部屋にいてテレビを見せていても内容が理解できずすぐ飽きて手持ち無沙汰になります。

 

そうなるとテーブルのうえをいたずらしてみたり、こたつふとんをさわってみたり、その拍子に座椅子から落ちて転倒したままだったりします。

 

転倒されるとなかなか起こせず途方にくれることもありました。

 

ダイニングキッチンへ誘導するも母がその気になってくれず、作りたての料理が冷めていくのを傍観するしかない日々でした。

 

私にとって早めに夕飯と後片付けを済ませ寝かしつけることがゴールでしたが、母にしてみれば自分がしたいように過ごしたいのですから噛み合いません。

 

早めにオムツ替えして寝室へ連れて行けばその後は私と父の自由時間で、テレビを見ながらお喋りしたり交代で入浴してその日の介護疲れをねぎらいあいます。

 

うまくいけば翌朝デイサービスへ送り出す段取りも楽になり息抜きの時間も取れます。

 

こんな生活が毎日。

 

私は月に1週間ぐらいしかいませんが父はずっと。

 

介護の他に自分の通院、フルートレッスン、広い庭の管理、野菜も作っていましたから疲れますよね。

 

夜に家を空けられないから大好きな飲み会も行けなくなり、それまで当たり前だった楽しみも我慢しなければならなくなりました。

 

2018年 買ってよかったもの 美容編

奄美大島にあるアーダンというシルク化粧品メーカーの基礎化粧品をつかっています。

http://www.adan.co.jp/smartphone/

確か今年の初めたまたま立ち寄った百貨店の催事で出会い、そろそろケミカルな商品から卒業したい、でもオーガニックなんちゃらとかよくわからん。というタイミングでした。

 

これといった確信があったわけでもなく、でもなんだか通り過ぎてはいけないような雰囲気があり説明だけ聞きました。

 

界面活性剤不使用というのにも惹かれた理由です。

 

要は泡立たない石鹸で汚れが落ちるのか⁇というはなしですが、これが落ちるんです。

 

コットンで拭き取るので泡立てて洗ったようなつっぱり感はなくしっとりした仕上がりです。

 

それまで角質ケアのパックも使っていましたが、洗顔クリームがそのままパックとして使えるのでアイテムが1つ減りました。

 

クレンジングも丁寧に伸ばしたあとコットンで拭き取ります。メイクが落ちるのか⁇と思いますがちゃんと落ちてます。

 

化粧水のあとは美容液でそのあとリキッドファンデーションとお粉です。日焼け止めや下地は使いません。

 

一応これだけで焼けないということなのでこの夏は日焼け止めクリームやB.Bクリームなしで過ごしました。多分焼けていません。

 

介護帰省のときは詰め替え容器に移して持っていきます。ちょっと面倒ですが慣れてしまえば大丈夫です。

 

中味に直接触れずスパチュラやバターナイフで必要な分だけ取って使います。手の雑菌が繁殖しないように念のためです。

 

基礎化粧品を全部変えるのは女性にとって勇気のいることです(大袈裟かもしれませんがトラブルが起きることもあります)

 

私はクレンジングから試していってすべてアーダンのものに変えました。

 

今のところ使い心地もいいですし直営店が近くにないだけでなかなか気に入っています。

来年のトレンド予測がデュアラー ‼︎実践済みの私の意見

http://news.livedoor.com/article/detail/15753152/

 

数年前から2拠点居住している私は少し早めにトレンドシフトしていたのでしょうか?(笑)

 

流行りに乗りたくて今の生活を選んだわけではなく介護するうえで自然とこうなりました。

 

デュアラーは6つのタイプにわかれるそうで

 

趣味満喫型

自然癒され型

ふるさと型

プレ移住型

のびのび子育て型

地域貢献型

 

に分類されるそうです。

 

私はふるさと型でしょうか。厳密にいえばちょっと違いますが。

 

近年民泊や空き家リノベーションなどで地域の資源を利活用しようという動きが活発です。

 

はからずも時代を先取りしていた私はこれからデュアラーを目指す方々に気をつけるポイントを綴っておきます。

 

デュアラーは旅行者ではありません。あくまでその地域も生活の場です。それを踏まえた振る舞いを心掛けましょう。

 

地方住まいだって検索すれば大抵のことはなんとなくわかります。しかし都会のリアルな空気感まで理解してはいませんから、その地に暮らす人々の生活を尊重しましょう。

 

具体的にいうとゴミ回収や草刈りや雪掻きなどルールを犯さない、自分から進んでお手伝いする、受け入れてもらえるように自己開示する。

 

癒されに来てるのに面倒だな、と思うかもしれませんが仲良くなっておくと得ですよ(笑)

 

山菜や筍、キノコや鮎などおすそ分けがあるかもしれません。ないかもしれませんが。

 

その地に暮らす人の知恵はネット検索しても出てきません。そこが都会とは違うのです。いかに雑談のできる知り合いが多いかが豊かなデュアルライフの鍵です。

 

ちょっと体調を崩した、こういうモノを探している、家の修繕をしたい、どこそこまで乗せて行ってほしい。

 

知り合いのいない土地は心細くなることも多々あります。いいことばかりじゃないんです。でもそれすらネタになるほど楽しめることもたくさんあります。

 

興味のある場所へまず踏み出してみましょう。