のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

漢方薬もAI処方になるかも

問診、聞診、望診、切診をへて「証」(しょう。その人の体質)を導き出して処方される漢方薬がもっと簡単に選べる未来がくるかもしれない。

https://huawave.huawei.com/amp/111

同じ病気でも人によって薬は違う(同病異治)

 

同じ薬なのに違う病気に効果がある(異病同治)

 

この漢方独特の考え方をAIがどうやって判断していくのか。

 

例えば虚証(体力がなく疲れやすい)体質の私がみぞおちがつかえて食べられずやせ細っていく。

 

舌診(舌の状態)で縁にギザギザがついていて白っぽいピンク色をしている。

 

切診で脈を見ると肝の高ぶりがあらわれている。

 

問診で背景を聞くと長距離を短時間で移動する親の介護に10年かよっていて相次いで両親を亡くした。

 

聞診で言葉は明瞭だが思い煩いがありそうにみえる。

 

更年期にさしかかっていて様々なバランスを崩しやすい世代。

 

さて、なにを処方するか。

 

ここが漢方医の腕の見せ所です。

 

虚してるわけですからまずは補気材(不足を補うもの)かな?そこから水はけと気巡りをよくするものはどれがいいかな?

 

これらを勘と経験値で瞬時に判断するわけです。

 

AI処方だと質問をタブレット入力するだけで導き出せる仕組みですが証の見立てを間違えないのかな?

 

漢方医独自の言葉や心に働きかける励ましは期待できません。

 

患者側は前向きになれる道すじを示してほしいわけですから、コレとコレを飲むとこうなりますという結果だけだと味気ないですね。

 

そうなると益々ヒトが請け負う部分への期待値が高まります。

 

〇〇ドクターとおはなししたい。

 

だからこそますます人となりが問われるようになりそうですね。同じ結果なら自分がお話を聞きたい人から、と思うものです。

 

 

素材をまな板で切って盛り付け配膳するのが動画製作

SNSライブ配信で漫画をプレゼントします、というクリエイターさんの言葉で応募すると先着でもう決まってしまいましたと連絡が。

 

代わりに書籍をお譲りします、というので待ち合わせ場所へ行ってみました。

 

どんな本かしら?と楽しみに向かうとおもむろに波佐見焼きのマグカップを見せてくれました。

 

外国人向けに窯元さんとコラボした商品で把手はやや大きくコーヒーの香りを存分に楽しめるように薄く作ってあるそうです。

 

ご自身のお仕事をわかりやすく説明してくれたのですね。

 

素人にはわからない動画製作の方法も教えてくれました。

 

①素材(撮影したもの)を冷蔵庫に入れる

②冷蔵庫から取り出した素材をまな板の上で切る

③お皿に盛り付ける

④テーブルに配膳し全体のレイアウトを見る

 

慶應義塾でも講義を持っておられるので、学生さんにはこのように教えているそうです。へぇ〜

 

センスは自分で磨くしかなく日々の研鑽の賜物だとか。

 

それでなのかかなり美意識が高く美容鍼を打ってリフトアップしたお顔のビフォーアフターを見せてくれたり、前回お会いしたとき咳き込んでいたので漢方薬を飲んでる、浮腫み対策に五苓散を常用してるなど女子とお喋りしているみたいでした。

 

本来、日本のローカルで埋もれゆく伝統産業を映像で掬い上げて多くの人に知ってもらうというのがライフワークで、地方で後継者もいない朽ちていきそうな暮らしに光を当てているそうです。

 

「匠とよばれる人々は自分の技能や作品をこのまま途絶えさせていいと思ってるものなの?」

 

と愚問のような質問をすると

 

「思ってないですよ。どうすればいいかやり方を知らないんですよ」

 

あ〜、やっぱり‼︎もったいない。

 

先日お会いした鳴り砂のおじさんを思い出しとても歯痒くなりましたが仕方ないんですかね。

 

帰り際マネジメント系の本を譲り受け、自分の半分ほどの年齢の若者から多くのことを教わり消化しきれないまま帰路につきました。

減薬の経過そのご

5月から漢方薬の服用回数を減らしました。

 

はじめは1日3回食前に。

 

わりと飲むのが苦痛でした。

 

1回忘れると次のノルマが2倍になります。どんどん溜まっていくのがストレスでした。

 

症状が緩和してきたので回数を減らしたいと申し出ました。単に面倒だったんですがね。

 

朝夜2回ぐらいならどうにかなりそうです。

 

また少し楽になりさらに1日1回にしたいと申し出ました。

 

まだ減薬しないほうがいいですよとアドバイスされましたが、具合が悪くなったらそのとき相談したいとはなして1回にしてもらいました。

 

まず「飲まなければならない」気持ちから解放されました。

 

これが一番大きかったようです。

 

2年も悩まされている胸のつかえが楽になってきました。

 

よくなるためのお薬がむしろストレスだったようです。

 

今のところいつ断薬できるかが楽しみです。

地方と都会のスーパー対決

 

地元に新しいスーパーがオープンしました。

 

母の実家近くに本店があり、懐かしくも嬉しいできごとです。

 

田舎のわりに昔からちょっと気の利いた商品があり個人的に気に入っていました。

 

2拠点生活ですから品揃えの違いに目がいきます。

 

首都圏は意識高い系の方が多いのか、例えばパンコーナーだと低糖質、米粉素材、イーストフードや乳化剤不使用のヘルシー志向のものがありますが地方だとあまり見当たりません。

 

お米コーナーは米どころ宮城県ですから、首都圏では手に入らない地域のブランド米が普通にありますが、キヌアなどの雑穀系は希少です。

 

私は緩いグルテンフリー生活をしていてパスタや焼きそばは食べませんが、そういう人向けに首都圏だとお米素材の麺類コーナーがあったりします。

 

お惣菜コーナーは地方だと南瓜のいとこ煮(かぼちゃとあんこの炊き合わせ。冬至に食べる)とか鯉のうま煮など地域性のあるものを見かけます。

 

おやつ・デザートコーナーのずんだ餅は季節を問わず並んでいます。

 

総じて首都圏はヘルシー志向を意識しており、地方はまだまだ家族の単位が大きいせいかボリューム重視のようです。

庭仕事の極意に近づく

父から突如庭仕事を引き継ぎ去年は大変でした。

 

こんなことなら教わっておけばよかったなぁなんて思っても、遠距離介護しながら樹木の手入れまでやれませんでした。

 

さほど大きくない藤の蔓がくせ者で、花が終わったあたりからどんどん剪定していかないとあっというまにジャングルになるのを身をもって体験しました。

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切っても切っても伸びてくる蔓との格闘は心身ともに消耗し、加えてお盆や法要の支度や相続事務も重なり確実に私はおかしくなっていきました。

 

たった2ヶ月で膝丈まで伸びる雑草や、好き放題に枝を張り巡らすたくさんの樹木で混乱しっぱなし。

 

毎日少しずつ手入れしているから保てる。

 

そういうことなんですね。

 

毎月帰省して昼間の数時間作業したところで追いつかない。

 

不在中は近所の叔母夫婦が見える場所の草むしりや落ち葉集めをしてくれますが、それも限界があり甘えっぱなしというわけにもいきません。

 

地元の友人たちやシルバーセンターさんに依頼するタイミングと自分でやれる部分の境界がうっすらわかってきたのが最近で、ずっとひとりでやっていた父の労働量は大変なものだったことに気づきました。

 

それが本人の健康や足腰の強さの理由でもあったのですが、なにごとも度を超えると負担になります。

 

上手く人を頼り、地域のおつきあいや顔つなぎをしてほしいというのが両親の意向なのだろうと思うことにします。