のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

認知症の人は災害弱者

自然災害は地域間で差がある

千葉の台風被害がなかなか報道されず影響の少なかった地域の私は気づくのが遅れました。

 

SNSのタイムラインに友人たちから惨状があがってきてこれはただごとではないとあらためて知った次第です。

一部区間の運転見合わせ

嵐は9日の昼には去っていき、いつもどおり生協の配達さんも来ていましたから通常の生活が戻ったとばかり思い込んでいました。

 

中国語レッスンの日で念のため連絡してから余裕を持って出掛けると電車の中で先生からLINEが。どうやら待ち合わせ場所までの区間のみ電車が止まっているとのこと。レッスンは翌日に振り替えました。

健常者のみの問題ではない

数年前、地元宮城県で川が溢れ出すほどの大雨で介護施設では送迎車が出せなくなり母のデイサービスがお休みになりました。

 

職員も出勤できませんし、暴風雨のなか利用者宅へ迎えに行っても帰りがどうなるか責任取れません。

認知症の人は災害弱者

施設がお休みだと介護家族の負担が大きくなります。

 

じっとしていられない認知症の人の「見守り」をしながら不安なニュースを見続けて合間に食事の支度や食事介助〜後片付け〜オムツ替え〜洗濯などしなければなりません。

 

1人でなにもできない人を見るだけでも大変で近くの人だって自分のことで精一杯です。

同級生が様子を見に来てくれた

小学校からの同級生が父の様子を見にきてくれました。離れて暮らす私にはメールによる父の報告だけでは心もとなく写真つきで状況を教えてくれて有り難くて涙が出ました。

恵まれすぎた環境

祖父の代からピアノ教室の大家さんをしています。繋がっている生徒さんの保護者さんがあいているスーパーやコンビニ、しかも揚げ物などの惣菜と菓子パンなら売ってるよなどの詳細な生の情報をアップしてくれて本当に助かりました。

 

日頃から遠距離介護に通う私のことを発信していたおかげでした。

個人情報どうこういうけれど

災害時、黙っていても助けてもらえるなどありません。うっすら気にかけてもらえるよう周囲に状況説明しておきましょう。

若手演奏家の青田買い

ゆとりがないと演奏会には行けない

数年前、企業の福利厚生事業の一環のクラシックコンサートを聴きに行きました。

 

会場のサントリーホールは30年ほど前、大学時代に所属していた合唱団の一員として舞台に立ったことがあります。私はソプラノでした。

舞台慣れした若手演奏家さん

東京藝大の現役学生さんたちがおもなキャストで、すでにユニットで活動をしていました。

 

小さい頃から英才教育を受け、オーデイションやコンクールのたぐいには慣れているでしょうから緊張するなどないのかもしれません。

涙が流れる瞬間

知っていたはずの曲なのにあまりの美しい音色に涙が出てきました。

 

音楽に言葉はいらないのですね。

 

人を感動させられるって恐らく技術ではなく、その場の空気だったり過去の記憶だったりなにかしら琴線に触れた瞬間に心が動くのでしょうね。

卒業試験は一般公開

東京藝大音楽科の卒業試験の実技はなんと一般公開‼︎

普段はチケット代金を払って木曜午前のモーニングコンサートなど聴けますがこの日は無料。

 

サントリーホールで出会った学生さんの試験日に藝大奏楽堂ホールへ聴きに行きました。

 

プログラム冊子もあり、日程や進行、なんじ頃の出番か印刷されています。私のうしろの席で担当教官たちが採点をしています。ドキドキしますね。ほかの学部の学生さんたちも聴きにきています。

ファゴットとの出会い

サントリーホールで初めてファゴットの素晴らしさを知り、その後もその学生さんの演奏会には行ける範囲で行くようになりました。

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海外留学されていて帰国したタイミングでしか聴けませんが、先日はソロリサイタルに行ってきました。なんとご本人にチケットを取っていただきました。

 

お隣の席の武蔵野音大の学生さん曰く「いつか生で聴いてみたかった」とはなしておられて、どうやらファゴット業界での素晴らしい演奏家さんのようでした(無知は怖い)

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本番前に会場の外でラフな格好でいるのを見かけ「おかえりなさい(普段スイス住まい)あれ、もう本番なのに⁇」と話しかけると「いや〜余裕ぶっこいてましてテヘヘ」と気さくな若者なのでした。

 

当日は「魂を込めて吹きました」というコメント通りの素晴らしい演奏で、初盆の帰省で疲れ切った心が潤う時間を過ごしました。

自然災害のたび繰り返される通勤地獄

自然には抗えない

関東直撃の台風から一夜明けて山手線は始発から運転見合わせ、再開するかと期待していたら倒木処理で動かない。

 

近ごろは鉄道会社さんも前日から見合わせますとアナウンスしてくれるようになってきました。

 

聞いてない、知らない、じゃなく自分から取りにいかないと。

普段より酷い通勤地獄

自分が出勤しなければ仕事が回らないという人もたしかにいるでしょう。

 

なら前泊するなり対策があるのでは?

 

もしくは午前は全員休み、取り引き先だって動いているのか不明です。そこを指示するのが経営者かと思いますが。

 

社員の任意では遅れるもしくは休む判断をした人を責めるみたいな構図になりがちです。

頑張って出勤した人々の冷たい対応

学生時代も社会人になってからも長距離移動していましたから、年に数回の台風・土砂降り・大雪・地震で定刻に着かないことがありました。

 

家の近い人は徒歩でこれますからね。交通機関がマヒしなかった地域に暮らす人には途中の混雑を想像できない。

 

携帯電話の普及していない時代に途中で連絡も取れない。

 

びしょ濡れでようやく出勤したあとの「定刻に間に合った人たち」の視線は冷たく感じたものです。

「私は間に合うように来たのになんで遅れてくるの?」みたいな。

取り引き先は動いてるのか

社内の仕事ならいざしらず取り引き先あっての業務ならお相手も出勤できず連絡も取れないかもしれません。

 

今の時代リモートワークで済むこともありますよね。

仕事をするより仕事にくる姿勢が評価対象

不思議な構図ですがきわめて日本的ですよね。外国人の方とおはなしすると不思議で仕方ないといわれます。

 

今回は台風一過の暑さで電車を待つあいだに熱中症になった方もいたようで2次被害じゃないかといわれています。

次の大雪に今から備えよう

たまの大雪に対処できないのが首都圏の交通機関です。雪国生まれの私は積雪の怖さを嫌というほど知っています。

 

いつも通り寸分たがわず出勤するなど無理なんですから、自宅待機やリモートワークなどで状況を受け入れる方向で動いてみてはどうでしょうか。

断薬への道のりは遠い

メンタルがやられて食べられなくなる

機能性ディスペプシアという胃腸障害を発症して2年以上経ちました。

 

はじめはみぞおちに砂や小石が詰まったような感覚で食べ物が喉を通らなくなりました。

 

遠距離介護疲れかな。そう思ってやり過ごしていました。

東洋医学的には肝脾不和

気(エネルギー)の流れの司令塔である肝がストレスでやられて相克関係の脾(消化吸収機能)を攻撃し食欲が失せました。

父の言動がおかしくなった

遠距離介護の相棒だった完全自立の父がある日おかしな言動行動をするようになりました。

1人で2人の親をみる現実

日頃認知症の母のお世話をしてくれていましたから、父までおかしくなったら1人で2人の親をみなければならない。私は遠くに住んでいる。すでに現実的じゃないですね。

激やせを指摘される

心配した友人がわざわざ時間をとって助言してくれました。「精密検査しなよ、普通じゃないから」

総合病院で検査

3ヶ月前にも胃内視鏡検査をしたばかりなのにもう一度同じ病院で検査→なにも見つからない

機能性ディスペプシ

初めて聞く病名。検査しても問題はないのに精神的なストレスで食べ物が喉を通らなくなる。近ごろ多い疾患だと教わる。酷い貧血も発覚。どうりで怠いはずですね。

漢方薬の再開

お休みしていた漢方薬を昨年末から再開。みぞおちの詰まりは楽になっても食べると胃もたれ→太れない→まだ続けましょう←イマココ

長期多剤服用の心配

主治医とフランクにはなせる関係性でも最後の責任は自分にあります。薬剤師の友人に種類や回数を別途相談して不安を取り除くようにしています。

薬に頼らず暮らしたい

受診のたびに「できれば飲みたくない。飲むのがストレスで忘れるとそれだけで辛くなる」と正直にはなしています。

減薬に成功

黙っていれば1日3回。飲み忘れて薬が溜まっていくのが嫌。食前に飲むと食べたくなくなる。などはなして2回→1回まで減らし気持ちが楽に。回数・量が減っても効果は変わらずです。

依存は嫌

これを飲んでるから大丈夫‼︎みたいにお守りがわりに考えたくないのです。自分のバランスぐらい自分で取りたいけれど長年の介護と相次ぐ両親の他界で思いのほかダメージが大きいようです。

簡単に再発する

完全にお薬をやめた時期もありましたがすぐ再発しました。気掛かりがありすぎて辛かった時期と重なります。総合病院では完治ではなく寛解・軽快をめざしましょうといわれ当分お薬は続けることになりそうです。

喪主体験2回の私からアドバイス

喪主の覚悟

長男長女ひとりっ子の皆さん。

 

喪主役はある日突然やってきます。

 

ちなみに私はひとりっ子ではありません、かつ長女でもありません。

 

ではなぜ2回も喪主をすることになったのか?そのあたりはおいおいおはなししていきます。

喪主にリハーサルなし

とにかく一生のうちに1回あるかないかの体験でうまくできる人などいないのです。

 

短時間のあいだに決断すべき、手回しするべきことが山のようにあり気持ちがついていきません。

 

つまり悲しむ暇がないということです。

 

葬儀は地域性もありますし、住んでいる地域と実家近辺の風習の違いに戸惑いなんだかよくわからないうちに終わってしまうものなのです。

まずは受け付けを頼める人を探す

まずは受け付けで香典の集計をしてくれる人を確保しましょう。

 

親戚や友達でもいいですから。

挨拶は例文から選べる

喪主は挨拶の練習などありますからね。

 

葬儀社さんがおおまかな流れを教えてくれますからそれに沿った行動、声がけをしましょう。

 

支払いはあとから請求書がきますから。ただびっくりしないように覚悟しておきましょう。

やることリストを書き出し消し込みする

書留でお香典をいただいた方へのお返しを最優先に、お位牌の金額や墓石に戒名を掘るなどは少し時間を置いても大丈夫。

 

時系列にTodoリストを書き出して49日まで順番にやっていきましょう。

 

なかなか消し込みできなくても焦らずにね。