のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

3ヶ月ごとの歯科受診がコスパ高い説

まめな歯科受診

定期検診を兼ねて3ヶ月おきに歯科受診しています。たいがい問題なくクリーニングだけでおわります。1回3000円ぐらいで年4回。

 

素人の歯磨きには限界があります。生え方は人それぞれで歯並びが悪ければ特に注意しないと簡単に虫歯になります。

プロの領域

若い頃はいろいろ興味を持って保険のきかないレーザーホワイトニングを受けたりしたこともありました。

 

たまに受けるにはいいかもしれませんが、健康を基準に考えれば毎日の丁寧な歯磨きと定期的なクリーニングがコスパ最強かなと思います。

8020を目標に

父は50歳まで喫煙者でしたが私に学費がかかるとかなんとか理由づけして禁煙に成功しました。

 

60歳越えてからは治療とクリーニングを兼ねて月2回ほど歯科に通い8020運動の優秀者に推薦しましょうか?とドクターにいわれたほどです。

 

中年過ぎからでも遅くありません。違和感や痛みを覚える前に受診してみましょう。長く自分の歯で噛めると認知症予防にもなります。とちょっとだけ誰かの受け売り(笑)1ヶ月あたり1000円ですし。

介護家庭の通信環境

外の世界とやりとりするために

実家は固定電話しかなく父はゴルフをやめてからすぐ帰宅できる場所しか出掛けなくなったため携帯を解約していました。母もその程度の行動範囲でしたしそもそもやりとりする相手がいませんでしたから持つ必要がなかったのです。

東日本大震災認知症がきっかけ

東日本大震災の被災地になったことで固定電話がまったく使えないことをようやく理解し通信手段を複数持つ必要性を理解したようです。なにしろ災害伝言ダイヤルに録音しても聴き方がわからないのですから遠くの親戚からメッセージが入っていたことを数ヶ月知らずにいた有様でした。その当時すでに母は認知症と診断されていて日々家でぼんやり過ごしデイサービスにでも通っていれば少しは症状を遅らせることができたかもしれません。

高齢者の無知にはつきあいきれない

父は電気代がかかるという理由で固定電話の電源を就寝前に切っていました。認知症の家族を抱え緊急時どうするつもりたったんでしょうか。携帯なんて必要ない。用事があれば家からかければいいし大事なことは手紙を書けばいい。

 

情報は新聞やニュースから。

 

読書は知性を深める。

 

調べ物は図書館で。

 

どこかで時間が止まっているんですかね。

 

節約したつもりの電気代でなにを得ましたか?

手紙を書いているあいだに状況は変化してますよ。

新聞やニュースはすべて正しいですか?

日焼けして虫の湧いた本で知性が深まりますか?

調べ物はぐぐればヒットしますよ。

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説明する気力さえない私の心はどんどん冷えていきました。これで在宅介護だなんて甘すぎると呆れるばかりでした。今はなれて暮らす高齢の親御さんのいる方はどうぞスマホを持たせてラインが使えるようにしてあげてください。最初は面倒でもいずれ双方にとっての助けになりますから。

太るためのアドバイスをもらう 心宽体胖

いつも追い立てられてメンタルが病む

以前も綴りましたが機能性ディスペプシア(胃腸障害)で食べられなくなり激やせして以来なかなか太れません。

 

10年におよぶ認知症の母の遠距離介護はいつも綱渡りで、こちらの寿命が縮むような出来事に翻弄されました。

結果どうにかしてきただけ

心配ごとなしに今を楽しむ感覚などしばらくなかった気がします。

介護疲れで父が先に旅立つ

これは想定外で三回忌をすませた今も受け止められていません。父の言動がおかしくなった頃からみぞおちがつかえ食べ物が喉を通らなくなりました。

東洋医学で対応

食べられなくなる前から通っていた鍼灸院で継続した施術を受け漢方薬を飲み日常生活の注意点を指摘されています。

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楽しいことを考えてね

ストレスがなくなれば思い悩むことでおきる脾(消化機能)の失調は良くなるから楽しいことを考えてとアドバイスされるも、それができればこうなってないじゃんと反論したくなったものです。

 

それでも今の季節ならあの花が見ごろだから見に行こうとかささやかな楽しみをもって生活しています。

移住先は桃源郷か

都会でなんでも手に入った時代

わずか30年ほど前まで都会に暮らせばたいがいのものが手に入り願いは叶うという価値観でした。

 

楽しい場所も人も都会に集中し地方のよさは内輪の盛り上がりていどでムーブメントになることはほぼありません。

家で用事が済むようになった

ネットの普及で〇〇ってこういう場所らしいとわかるようになりました。

 

会ったことのない著名人の発信を読んで「こういう人だろう」と想像がつくようにもなりました。

 

欲しいものを買いに行かなくても家で注文できるようになりました。

都会の疲れを癒すには

それでも最先端の流行や商品はやっぱり都会発に変わりがなく、中年になるとどんどん新しく塗り替えられる日常に疲れてきます。

移住は国家的政策か原点回帰か

近年やたら地方への移住が取り上げられていますがそこは桃源郷なのでしょうか。

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首都圏に集中する人口を分散させ自然災害などのリスクを減らしたい政府の思惑もあるでしょうし、年金だけで生活できるモデルプランのひとつとして提案されているのでしょう。

便利さは手放せない

もとから首都圏と地方の2拠点暮らしをしている私はどちらかだけの比重が重くなるととたんに息苦しくなり、責任のない場所へ逃げたくなります。

 

身内に離島や地方の魅力を発信しているライターがいますが、どれだけ素晴らしさを語ってもけして首都圏の快適便利な暮らしを手放さず移住までしないところをみると、旅行程度の関わりで満足なのだろうと思います。

地域のお仕事がある

都会と違って回覧板をまわしたり町会行事があったり檀家寺院のお掃除や神社の氏子、選挙の手伝いから消防団など無償のお仕事がたくさんあります。

 

私は不在がちでも地域の方々に気にかけてもらっているので町会費を払い防災訓練のためだけに帰省しています。

 

移住を考えるなら一度もその土地から出たことのない土着民と価値観を摺り合わせながら暮らせるかも勘案すべきです。

 

都会なら合わない人と付き合わずに済むのが難しく夢の移住がストレスにもなりかねませんから。

介護施設はハザードマップのなかに

そこは昔なにがあった場所

介護施設はこの20年ほどで建設されたところが多く、むかし田畑だったところや河川の近くが多いような気がします。

人が住まない理由

治水灌漑工事が今ほどされていなかったむかしは、大雨が降ればここは決壊するとか洪水になるなど言い伝えられていました。

 

おのずと人は住まないしくみだったんですね。

介護施設が増えてきた

社会構造がかわり核家族が増えて介護保険ができたことで官民さまざまな介護施設が増えてきました。

 

小規模なところから何百人も入所しお世話する職員さんも含めればかなりの大所帯です。

 

しかもほとんどの利用者さんは自力で避難できませんから急に水かさが増えたり地震で建物が危なくなっても逃げようがなく孤立してしまいます。

自分の親だったかもしれない

台風の被害で施設(病院)が停電、水没すると電気だのみの人工呼吸器、機械入浴、エアコン、給食づくりまでなにもかもできなくなり死活問題です。

 

よその施設や病院へ移動できても環境変化に弱い被介護者はすぐに体調を崩してしまいます。

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母がお世話になっていた施設もむかし水田だった場所にあり今回はどうだったのか、もし母がいたら助かっていただろうか⁇と胸が苦しくなります。

施設は災害弱者のいる場所

これまで盲点だったかもしれませんが、むかし人が住まなかった場所に大勢の災害弱者とお世話する職員が暮らしています。

 

自然災害は健常者だけの問題ではないこと、もしかしたら自分の親が被害にあうかもしれないことを再考するきっかけになればと思います。