地方の田舎だけなのでしょうか。
幼少の頃、実家の新築や増築のさい職人さんに10時と15時にお茶とお菓子を出していました。
両親は共働きでしたから祖母が担当していました。
それを我々の地域では「タバコ」とよんでいます。今もあるのかな?
季節を問わずの肉体労働で消耗しますから、お茶も温冷どちらにするか、お茶請けも甘いものやお漬物など1日2回同じではなかったと思います。
工期中ずっとだとけっこう大変ですよね。
当時はそれが普通でした。
私も疑問を持たず大人になったので、実家をバリアフリー改修したり樹木の剪定をお願いしたときはお茶請けを宅配で送って自由に食べてもらうよう父にお願いしていました。
現場監督には「皆さんペットボトルのお茶を持参するから大丈夫ですよ」といわれていましたが昔気質な私は、なんだかそれじゃ申し訳なく感じていたのです。
お茶を淹れて出すのは母を介護している父には無理だから、せめてオヤツがあれば休憩後の仕事も頑張れるのでは?なんて思っていたのですね。
若い職人さんはなんでお菓子が出てくるのか不思議そうな人もいましたが、負担にならないよう帰宅後に食べられる小さなギフトボックスで渡したり、離れて暮らす私なりの工夫をしていました。
私は高齢の両親が暮らしやすい住空間を整えるため何年も新幹線で通い続けていましたが、協力してくれる人々への感謝の伝え方がよくわからずできる範囲でのお礼がタバコ用のお茶菓子を渡すことだったのです。