鳥山明先生ありがとうございました

引きこもりの私が救われたドラクエ

20年ほど前いろいろ嫌なことが重なり仕事をやめ誰も知らない場所で暮らしていました。ちょっとした逃避でしたね。起きてる時間の半分はドラクエをやってあの世界観のなかで生かされていたのです。ただの逃げといわれればそれまでですが当時の私は社会生活になじめず(今も同じ笑)溶け込めずなにげない雑談も深刻に受け止める拗らせた人でした。

30周年記念展示にて

しかしゲームのなかでは常に勇者でしたからね、無敵です。攻略本をみずにいかにクリアするかそれが日々の潤いでした。この道をすすむとどうなるんだろう⁇毎日がトライ&エラー。実生活じゃ怖くてできないこともゲームのなかなら可能です。

スライムのラッテ

ジョブチェンジも可能で嫌なら仕事だって変えられるんですから失敗とかないわけですよ。今はそういう時代になりゲームに現実がおいつきました。あのとき頑張ってレベルをあげたのは今の私の基盤になっています。あいかわらずチームプレーは苦手ですが1人じゃ行きたい場所へ行けないこともわかりました。

かわいらしいモンスターとの闘いは人それぞれにどう対応すればよいのか学びになりました。鳥山明先生ほんとうにありがとうございました。