のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

認知症でも音楽は忘れない

記憶を失う厄介な病という位置付けの認知症ですが音楽は覚えているものなんですよ。

 

もちろん歌詞は覚えていませんが母はよく「ふるさと」などの動揺を口ずさんでいました。

 

実家はピアノ教室をやっていますからレッスン日はどこかで聞いた曲がいつも流れています。

 

まだ自力歩行ができたころ音が気になったのか教室まで歩いていって中に入ろうとしました。

 

自分も参加したかったんでしょうね。

 

講師さんも、母と面識のない生徒さんも驚いたようで父が慌てて飛んでいって連れ戻したそうです。

 

機転を効かせれば、ちょっとだけここにいてもいい?などの提案もできたかもしれませんが、母が認知症であることを頑なに隠していた父でしたからそんなゆとりはありませんでした。

 

機嫌のいいときは鼻歌も歌っていましたし、施設でも音楽療法をしていて音楽の持つ力は侮れないのです。

半医半商(めがね)お気に入りはメイドイン鯖江

繊細なフレームデザインの鯖江のめがねを愛用しています。

 

めがね歴およそ40年ですからね、すでに顔の一部なわけですよ。

 

長い時間いっしょに過ごすものを適当には選べません。

 

ただ見えればいいということじゃないんです。

 

デザインが素敵でも自分の顔かたちには似合わない、フィットしないなど消去法で選びます。

 

この数年は老眼も入ってきましたから遠近両用レンズで視線を上下楽に動かせるフレーム一択です。

 

流行りのレンズ面積の小さいものはふさわしくありません。

 

しかし大きいフレームはなんだか野暮ったくて顔が小さい私には主張が強すぎます。

 

色も暖色系は肌色には馴染みますが赤が濃いと冠婚葬祭のときに浮きます。

 

そうやって選択肢を絞っていくと3つぐらいになります。

 

そのなかから掛け心地、見た目、フィット感を統合して決定します。

 

レンズの度数確認よりこちらのほうが時間がかかります。

 

めがね屋さんは気力・体力が充分のときに行きましょう。一度作ったら数年はお世話になるものですから。

 

お店にもよりますが一週間から10日ほどで完成し、受け取り日は再度フィッテング調整します。

 

使っているとネジ緩みなど出てきますから、毎日のお手入れ(中性洗剤で水洗い)とともに時々メンテナンスに行きましょう。

 

身体の一部ですから大切にね。

害獣駆除の現場に立ち会うIII

前回ハクビシンとネズミのトラップを仕掛け通気口を塞ぎ逃げ道を作る施工までしたあと、1回目の確認に叔母が立ち会いしてくれました。

 

その日はなんの手応えもなく5日後にまた確認すると小さなネズミが一匹かかっていただけでした。

 

ハクビシンはトラップのなかのりんごは食べなかったのです。

 

なんだかほっとしたようながっかりしたような。

 

業者さんは天井裏の消毒を1時間半ほどかけてやってくれて逃げ道も塞ぎました。

 

生き物相手の施工ですから、それに合わせて私も立ち会いしなければならず日程調整して帰省しました。

 

なにより春は繁殖シーズンで駆除を先延ばしにしていると天井裏が賑やかなことになってしまいます。

 

ハクビシンの糞で天井が抜けたという話も聞いていましたし早めに対応できてよかったと思います。

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経費は調査と施工、ネズミは1年間ハクビシンは2年間の保証つきで34万円(税別)でした。

 

ハクビシンの好きな枇杷の大木もこの機会に伐採することにしました。

 

減薬したくて食い下がる

昨年末から漢方薬を再開しかなり症状が改善されてきました。

 

みぞおちに砂や小石の詰まったような辛さ(機能性ディスペプシア)が楽になってきたため「回数または量を減らしたい」と診察日に申し出ました。

 

考え方はいく通りもあり現状維持のためそのまま飲み続ける、依存しないよう少しずつ減らしていきいずれやめる。

 

どちらも自分で判断してもいいと思います。

 

減らして症状が悪化すれば戻せばいいし、変わらなければさらに減らしいずれは薬の助けを借りずに済めばと思っています。

 

もともと服薬そのものが嫌でなんとか自力(自然治癒力)でいい状態へ持っていきたい、薬の力を借りるのは一時的にしたいと説明してきました。

 

しかし長年の介護疲れと父のMCI(軽度認知症)診断のショックからの突然死、続けて母も亡くなり心がいつも不安定で心細く胸が詰まって食べられなくなりました。

 

鍼灸ドクターに漢方薬との併用も検討したほうがいいとアドバイスされ、以前飲んで具合が悪くなってお休みしていたお薬を再開しました。

 

一年に二つ葬儀を出し心身ともに消耗しているところへ親族の厄介なはなしに巻き込まれもう逃げ出したいだけの心境でした。

 

広い実家の維持管理が想像以上に負担なことや、遅々として進まない相続事務などすべて投げ出して逃亡したいのが本音でした。

 

東北の冬の寒さと頻繁な往復は身体に堪えます。

 

メンタルにも効果のある漢方薬を飲んで、だましだましなんとか自分を飼いならしてきたのです。

 

先月から回数を減らして今月さらに減らし、どうなるか一ヶ月後の体感をまた綴りますね。

気づかなかった視座の低さ

今でこそ意識的に1日6000歩あるいてますがそれまで歩数計でかぞえるなんて意味あるの?目標値に囚われてむしろストレスじゃん、と思っていました。

 

しかしアドバイスはとりあえず受け入れることにしているので、どのぐらいの距離・時間だと6000歩なのか試してみました。

 

もともとの散策コースがちょうどいい感じでクリアできることを知り、ただぼんやり歩くよりも道端の花がどのぐらい咲いてるかな?など意識が向くようになりました。

 

自然に囲まれて育ったのにすっかり忘れていた、この時期だとあの花が咲く頃だという感覚が蘇ってきたのです。

 

実は去年まで実家の庭に興味がなく珍しい草花があることを忘れていました。

 

長期間にわたる介護で心身ともにゆとりがなく、庭仕事は父の担当だったため関心を向けていなかったのです。

 

視座が変わるとものの見え方も変化するもので、花の見頃に合わせたウォーキングや撮影を楽しめるようになり #1日6000歩 のハッシュタグでインスタも更新しています。https://instagram.com/takenakanozomi?r=namet

どんな切り取り方をすればいいのかな?そんなことを考えながら今日も無理せず散策しています。