のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

身元引き受け人のやくわり

介護施設に入所するために

施設の入所待ち300人なんてふつうに聞きますよね。特に首都圏では空きがなく自宅からかなり離れた場所でも仕方ないケースもあります。

 

道教室の友人は自宅が船橋なのに青梅の施設へ姑を入所させたのだそうです。面会に行きにくいですよね。

契約手続きに2時間

正式に入所が決まると契約手続きをします。身元引き受け人である私と施設の管理者とナースが立ち会いのもと、重要事項を確認しあい署名捺印します。

 

緊急時や延命措置などどうするか聞かれてもいざそのときどうするか予想できません。

 

がとりあえず意思表明しないと施設側も対応できませんからなにかしらチェック項目に印をつけます。

処方薬をもらう薬局も変更

長年お世話になっている調剤薬局アリセプトなどの処方薬をもらっていましたが、入所後は離れて暮らす私が処方箋を持って行ってお薬をもらわなければならず現実的に無理なので施設の関連薬局と契約しました。これは盲点でした。

 

その場ですぐ薬剤師さん(もともと私の友人)にLINEし変更せざるを得なくなったと連絡しました。

割り印をして双方で保管

毎月の費用や変動する経費のおはなしなどもざっくり説明を受けたあと、契約書は私と施設の印鑑を押して双方で保管します。どの入所者さんもご家族がこのような手続きを経て施設暮らしをしています(身寄りのない方は別)

持ち込むもの

施設によりますが、個室に置くチェスト(整理ダンス)やそのシーズンの衣類、肌着類、その他の生活用品(入れ歯洗浄剤やタオル、歯ブラシなど)を持ち込みます。オムツは施設で用意するので自宅に在庫があっても料金から差し引かれませんでした。

変動費とは

2ヶ月に一度の散髪代や訪問歯科受診費など人によって、月によって違うものをいいます。施設により様々ですから確認してみてください。

シュガーフリー生活がもたらしたもの

家に砂糖がない

家に砂糖がないと以前綴りましたが、その後も買うことなく暮らしています。

なくても困らない

卵焼き、煮物などの味付けに必要と思い込んでいる砂糖ですが結論としていりませんでした。

 

精白されたものが良くないといわれ三温糖やきび砂糖ならいいんじゃないかとか考えるのも面倒でいっさいやめてしまいました。

脳の勘違い

母の食生活を思い返すと多忙ゆえ加工食品や外食に頼ることが多く、私も幼少からインスタント麺や惣菜、菓子パン、甘いジュースなどを「おいしいもの」と認識していました。

 

チョコレートのぎっしり詰まったパンやケーキに甘いアイスコーヒーが大好きでした。

 

難しい話をすれば添加物や保存料がどんな悪さをするか、血糖値スパイクが起きると身体がどうなるかさんざんいわれていますがね、おいしく感じるものをやめるのは辛いものです。

認知症予防に

さまざまな対策が語られていますが、東洋医学の世界で認知症は「血虚」(栄養不足)が原因と捉えられています。

 

何千年も前の中国に認知症があったかどうか定かではありませんが、高カロリー低栄養なものばかり食べていたら結果そうなるのでしょう。

 

ゆるめの制限

家に砂糖はありませんが甘いものをいっさい断っているわけではありません。代わりに果物をよく食べますし焼き芋とかかぼちゃなどの自然な甘さは好きです。

 

コーヒー断ちとの相乗効果

機能性胃腸障害を再発したため去年は3ヶ月ほどコーヒー断ちしました。お茶請けがほしくなくなり自然とスウィーツが減りました。食べなくても平気なんだとわかったのです。

メリット

味覚がさらに敏感になり濃い味のものを食べたいと思わなくなりました(たまには食べますよ)

 

吹き出物ができる頻度が低くなりました。

 

私はストレス性の病で食べられず痩せていますが、ダイエットを考えている方にも取り入れられらる方法と思います。おやつを食べるなら栄養のあるおかずをしっかり食べて1日6000歩あるきましょう。

自動ブレーキは高齢者の救世主じゃない

最近の情報に疎い

先日、車をぶつけて地元の車屋さんが1週間かかる修理を3日もかからず仕上げてくれて本当に助かりました。

 

最近の車は車体を軽くするためプラスチック素材の一体型ドアが多く、一箇所だけの修理ができず全部交換になるケースが多いのだとか。

自動ブレーキで安心しきっていた

私が通院付き添いするさい必要だし、父が高齢になっても大きな車に乗っているのが不安で数年前に自動ブレーキつき福祉車両に買い換えました。

 

回転シートで身体がぐにゃぐにゃの母を乗り降りさせやすく便利でしたが数回利用しただけでした。

 

障害のある母を乗せた高齢の父にもしものことがあってもどうにかなるだろうと思っていました。

 

しかし雨でワイパーが作動している、雪道などでは自動ブレーキが効かないらしくこれまで無事だったのが奇跡だったようです。

車というよりメカ

いまの車は左に寄りすぎたりセンターラインを踏んだり駐車場で前に人がいる程度でいちいち教えてくれます。

 

高齢ドライバーはそこまでの機能を求めていないというより、わからず使っているのではないでしょうか。

事故防止のために

いろいろと警告してくれる車ですが操作そのものを間違えていたらどうにもなりません。

 

今はアクセルとブレーキの踏み間違い防止装置まであり、もうそのレベルなら返納したほうがいいんじゃないかと思いますが日常の足を失うのは地方では辛いものです。

 

通院、買い物、金融機関、クリーニングそのた車を使わず移動できる街のつくりになっていません。

 

用事ででかける(キョウヨウ、キョウイク)のはとても大事で、家に引きこもり他者と喋らなくなるとどんどん独りよがりになっていきます。

 

循環バスや乗り合いタクシーなど高齢者が出歩きやすい工夫が認知症予防になると行政もわかってはいるのでしょうけれどなかなか進まず歯痒いですね。

倒木のリスクを考えて庭木を伐採

倒木は周囲に迷惑をかける

千葉県に甚大な被害をもたらした台風15号

たまたま私の暮らすエリアは無事でしたが、南部は倒木で電気がなかなか復旧せずどうにもならない自然の力を見せつけられました。

 

タイミングよく依頼していた

宮城県の実家は背の高い樹木が多く、綺麗に刈り込んでいれば見栄えもいいのですが台風で折れない保証はありません。

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父の代でかなり処分しましたが電線に触れそうだったり落ち葉が雨樋や側溝を詰まらせたりなにかとストレスでした。

 

夏まえに地元のシルバーセンターさんに依頼すると「お盆過ぎますけどいいですか?」とのことでした。

手に負えない樹木たち

正直なにが何本あるかわからないほどの庭木ですし思い入れもありませんからバッサリいっても良かったのですが、まだ躊躇していました。

不在でも作業してくれる

職人さんたちは父が生前からお願いしていた人たちで私のざっくりした依頼にもきちんと応えてくれました。

 

予想以上にスッキリしてそのうえもう少し剪定したほうがいいと指摘してくれて改めて依頼することにしました。

不安の種が減った

実家はピアノ教室もやっていますから生徒さんが安心して通えるよう環境整備するのが私の仕事です。生活拠点が離れているだけに不安材料をなるべく減らしたく、今回の伐採でかなり気持ちが楽になりました。

デイサービスへ送り出す朝は戦争

送り出す準備だけでひと仕事

介護施設へデイサービス(日帰りのリハビリ)へ送り出す家族もけっこう大変なんですよ。

着替え洗面食事排泄介助

  母は認知症で要介護2(要支援1.2からあり受けられるサービスはさまざま)からデイサービスに通い始めましたが、さいしょは身支度や食事も自分でやれていました。

 

介護度が進むにつれ自力でやれることが少なくなり父と私がお手伝いするようになりました。

これは認知症のせいか老化のせいかどちらともいえません。

朝はやることが同時多発

自分でベッドから起きられなくなると起こして夜の間の排泄処理(オムツ替え)〜着替え〜洗顔〜食事介助〜歯磨きまでお手伝いが必要です。

 

自分でもなにをすればよいかわからずベルトコンベアに乗せられているような感じだったでしょうね。

 

熱湯で絞ったタオルで顔を拭いて寝ぐせのついた髪を梳かしてあげてその時間はとても幸せでした。

 

食事介助〜歯磨きのあいだもオムツの様子をみつつゴミ出しもしなけれなりません。

施錠しないと出掛けられない

母はアルツハイマーの周辺症状とよばれる徘徊が酷くゴミ出し程度の短時間でも施錠せずに出掛けられないので、転倒しないよう椅子に座らせて急いでゴミ出しに行っていました。

 

私が在宅しているときは見守りできますが、父が1人のときは本当に大変だったと思います。冬は雪かきもありさらに負担でした。

送迎車がくるまでにスタンバイ

あまり早く玄関で待機していても冬は凍えそうな寒さです。インターホンが鳴ったらすぐ出られるようコートや手袋を着せて準備万端にしておきます。

 

スタッフさんに排便の有無など申し送りし送迎車を見送ったらようやく自由時間です。

見送り後はすでに疲れてる

母が出掛けてからようやく後片付けや自分のことができます。何年も介護と並行しながらゴミ屋敷片付けもしていましたから、午前中は廃棄するものをどんどん出して昼食と夕食の買い物と準備〜休息というスケジュールでした。