のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

機能性ディスペプシア寛解までの道のり②

やはりメンタルストレス

父の突然死に伴う葬儀や要介護5の母の施設入所手続きを1人でしなければならず、合間に千葉へ戻り総合病院を受診すると酷い貧血のため鉄剤と胃の痛みを緩和させるランソプラゾールを処方されました。

怒涛の事務手続き

2017年10月の葬儀から介護施設の手続き〜49日法要〜喪中葉書の手配〜相続事務など時系列に書き込みしていっても途中で混乱し投げ出したくなりました。相変わらずみぞおちがつかえて食べ物が喉を通りません。

寒さと冷えは大敵

宮城県の実家はリフォームしていてもつくりが古く無駄に広いため暖房を使っても室内は寒く動きが鈍くなります。

 

そんななかで大家さんをしているピアノ教室の灯油補充を管理会社さんにお願いしたり(よりによって新人さんで任せるのが不安)灯油の配達も曜日が決まっているなどそれらに合わせて2週おきに帰省したりしていました。

母の介護は続く

施設入所が決まりチェストを搬送するのに友人のトラックを借りたり、郵便物は転送も局留めもできないことを確認するだけで無駄な時間を使ったり凍結された父の口座から引き落とされなかったものの請求書が山のようにきて仕分けで途方に暮れる毎日でした。

依存は嫌だけどどこでやめるか

胃カメラをしても特に異常は見当たりません。初めて機能性ディスペプシアという病名を知ることになります。

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2週間おきの鍼灸治療に通いながらずっとランソプラゾールを飲み続けるのが嫌で、みぞおちも少し楽になった気がして年末の受診では鉄剤だけにしていただきました。

 

今おもえばここでやめてしまったのが間違いだったかもしれません。

機能性ディスペプシア寛解までの道のり

心身一如

ストレスで胃が痛むのは誰しもあることで東洋医学では思いわずらうと脾(消化器官)を痛めるといわれています。

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脾は食べたものから気(エネルギー)を作り出す場所でここが弱いと気虚(エネルギー不足)や血虚(栄養不足)になるといわれています。痩せ型で疲れやすい人は自覚があるのでは?

発症のきっかけは父のおかしな言動

魔窟のようなゴミ屋敷だった実家を片付けバリアフリー改修まで済ませたころ母が車椅子生活になり、いよいよ在宅介護も限界かもと思ったやさき父の言動がおかしくなりました。

 

2017年4月、なにがあっても時間を守る父が帰省した私をバス停に迎えに来なかった、電話しても出ない、出てもおかしなことをいっている。嫌な予感しかしません。

母を在宅介護しながら父を検査へ

もともと健康管理のできている人でしたから老老介護が可能でした。しかし誰でも歳をとります。

 

緑内障から視神経になにかあったのかもと掛かりつけ眼科へ行くと「脳の方からじゃないかな?」といわれすぐ午後から脳神経外科へ。

脳神経外科医も見落とす

小さな脳梗塞帯状疱疹の痕が悪さをしているという診断でしたが念のためセカンドオピニオンを。物忘れ外来の初診予約は取りづらく母のケアマネを通して手配してもらいました。

受診日を待つあいだ悪いことばかり考える

どんなに早くても1ヶ月以上先の受診日を待つしかなく、画像撮影しても読影日は違う病院へ行かなければならずそのために帰省のやりくりをしました。

父も認知症かもしれない

母と同じ経緯を辿るのは目に見えていました。慣れや諦めが日常でしたが頼みの綱の父までそうなったら遠距離介護は強制終了。その後どうするか考える余裕はない。

 

事実を受け入れるよりないと頭でわかっていても身体が嫌がっていたんですね。いつもみぞおちがつかえて食べ物がのどを通らなくなり激やせしました。

 

ショックや疲れからと思っていましたがそれがのちに機能性ディスペプシアという病名だと知りファモチジンというお薬を処方されました。

寝不足は寿命の前借り

寝ずになにかするなんて無理

私が幼少の頃は高度経済成長もあり寝ずに働いてくれた人々のお陰で多くの恩恵を受けられました。寝る間を惜しんで仕事をするのを美徳とする風潮は当時からの名残りでしょうか。

むかし母にきいてみた

フルタイム仕事・育児・家事・義両親の介護などフル稼働だった母に「好きなことをする時間はどう捻出すればいいのか」と訊ねたところ「寝る時間を削るしかない」という答えでした。

睡眠負債

近年いわれるようになり、いかによく眠るか重要性が語られるようになってきました。

夜は陰の時間帯

東洋医学で夜は陰の時間帯で血(栄養)や水(水分)が作られアルツハイマーの原因になる脳のゴミ掃除がされるといわれています。

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本来なら昼間に消耗したものを回復・修復する貴重な時間帯を眠らずにいればどんどん老けますよね。まともな判断力も失うのではないでしょうか。

いつも不機嫌だった母

寝不足でスッキリしない頭だとものごとを悪く捉えがちです。多忙すぎる日常に追い立てられ自分のことは後回し、そんな母を父はまるで理解せず不満を溜めるというループで私は愚痴箱にされていました。

 

私からも距離を置かれ孤独を極めた母は本音を話せる相手もなく、睡眠負債を抱えアルツハイマーを発症しました。

好きに生きたほうがいいよ

周りからこう思われるから、という理由で無理な生き方を選ぶ時代は終わりました。最終的な責任は自分にあります。自身を丁寧に扱い心地よい暮らしを選んでいいと思いますよ。くれぐれも寝不足で寿命の前借りなどしないように。

 

中医学の文化祭で気虚を指摘される

日本中医学院の文化祭

通学でもしなければなかなか中医学スクールの中に入る機会はありません。

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文化の日、水道橋にある日本中医学院の文化祭へ行ってきました。のんびり出掛けたので予約制の公開講座はすでに満席でした。

体質診断

卒業生さんたちがチェックシートで体質診断のうえチャート(身体のバランス)作成してくれました。

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別のスクールに通っていた頃さんざん練習した記憶が蘇りました。この質問は気滞へ導く設問だな、とか。

予想通りエネルギー不足

長年の遠距離介護ですっかり消耗したところへ機能性ディスペプシアという胃腸障害で37Kgまで痩せたくだりをおはなしし「私たちぐらいってあるあるよね〜」などとお喋りしながら結果を見ていくと恐ろしく気虚(エネルギー不足)でした。

 

胸に砂や小石が詰まった感覚は薄れてきましたが、まだまだ体重が元に戻らず補気食材でもある山芋や鰻をたくさん食べられるほどの消化力はありません。虚弱や疲労倦怠に効果のある漢方薬を飲んでじっくり治療しているところです。

学院長と対面

SNSだけで知っていた学院長に自己紹介すると「学校でお会いできると思っていませんでした。写真と違いますねぇ〜」といわれ冷や汗(笑)

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卒業生さんたちが提供していた薬膳カレーをご馳走になり、中医師の勉強までする予定はないけれど楽しそうな講座を見つけたので受講しようかしら?と思いながら家路につきました。

予約席でも他人が座ってる

やっぱり和食が好き

海外だと食事で体調を崩したりします。若い頃は無自覚でしたがやはり和食が体質に合っているようです。

お手伝いしましょうか

中国のビュッフェでMay I help you?と訊ねられ(英語圏の人間に見えたのか⁇)Japanese foodsと答えると和食ゾーンに案内されました。

 

お米はやはりジャポニカ米と日本の炊飯器には敵いません。慣れないせいもあるでしょうけれど。お味噌汁に自分でワカメや小さなお豆腐をトッピングする方式ですがお豆腐が固くて驚きました。

私の席に他人が座ってる‼︎

予約席のカードを置いて食べかけのお皿が載っている私の席にしれっと他人が座っていることが2度ありました。

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おそらくスタッフさんもそこまで気配りできてないのか、外国人のお客さんもシステムを理解できてないのだろうと思います。隣の日本人の方に「ね、変ですよね〜⁇」と話しかけると「そうだよね〜」と受け止めてもらえました。