のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

くれない族の反乱

父が好きだった女優さん

父は大原麗子さんと吉永小百合さんが好きでした。おふたりとも可愛くて綺麗ですが雰囲気は正反対ですね。麗子さんはやんちゃで奔放、小百合さんは正統派美人といった感じでしょうか。

 

むかしむかし「くれない族の反乱」というドラマで麗子さんは百貨店の食品売り場で働く主婦役を演じました。共演は田村正和さん。売り場責任者で麗子さんを支えちょっといい感じの関係だった気がします。

 

家庭がぎくしゃくしていた麗子さんは外の世界の空気を吸い自分の居場所が他にもあること、まだまだ恋愛もできそうなことを体感します。

大女優ダブル主演

なんとその麗子さんと小百合さんが共演する映画があります。宇野千代先生の「おはん」です。共演は石坂浩二さん。私は友人たち2人と連れ立って劇場まで見に行きました。

2人の美人のあいだでなんとも情けない役の石坂浩二さんでしたがリアル奥様はあの浅丘ルリ子さん。日本人離れした美しいお顔立ちは今も変わらず、離別しても昼ドラで共演されています。

 

なんだか昔のことをいろいろ思い出すお彼岸なのでした。

つらくなったらお墓参りしてみよう

自分のルーツと繋がる場所

お彼岸ですしお墓参りしてみませんか。日ごろお参りしてない、長いこと疎遠だ、実は故人と揉めたまま和解していない。それぞれ事情があるとは思います。

自分が楽になる 

人によっては嫌な記憶しかないかもしれません。しかしいつまでも同じ感情に固執せず晴れやかな気持ちで今を生きたいですよね。向こうの世界へ行った人を赦せないとか現世を生きる自分が苦しいだけですよ。

 

「最近こんな感じなんだ〜」とか話しかけてみてください。返事はないけれどお参りできただけでかなりすっきりするはずです。

おおげさに考えないで

お花やお菓子をどうしよう⁇と準備段階でもたつくものですがお線香だけで充分です。最近はお供え片付けの手間があって禁止にしている墓地もあります。

まず行ってみる

無事にお参りに来れたことに感謝できると思いますよ。長いあいだのわだかまりがいっきに溶けることはありませんが習慣にしてみてください。

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昨日、お墓の帰り私のバッグにしがみつく白い蛾を手で払うと今度は私の脚にくっついてきました。おそらく母の化身ですね。

私のピアノ教室もついにリモートレッスン

学校も習い事もお休み

新型コロナウィルスの余波で私が主宰するピアノ教室も期限なしで休講になりました。運営会社さんの決定事項で保護者さんの安心を考えての判断ですね。

 

完全予約制でマンツーマンレッスン、鍵盤は毎回拭き取り、1人のレッスンが終わるごとに窓全開で換気していても不安かもしれません。

 

私は毎回帰省のたびスリッパの裏まで舐められるほどの掃除をしていますがそれでも目に見えないウィルスには抗えません。

リモートレッスン

いい機会ですからリモートレッスンに教室を開放しました。小学校からの同級生でもある講師に「やってみたい」と提案されたときちょうど帰省のため東京駅にいるタイミングでした。やっぱりいつもついてる。

撮影助手

動画を送ってくれた生徒さんに対する個別指導で、講師が曲ごとに注意点を解説しながらの動画撮影のお手伝いをさせてもらいました。

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自分の演奏に動画で解説が送られてくるなんて私が習っていた当時では考えられない時代になりました。ちょっと羨ましくもあり、撮影助手ができてやはり大家さんをやっていてよかったなぁと嬉しくなりました。

ソーシャルディスタンシング 人との距離をとる

ウィルス感染を避けるために

ソーシャルディスタンシングという聞き慣れない言葉を知りました。

https://www.elle.com/jp/beauty/wellness/a31653167/what-is-social-distancing-200316-hns/

社会的距離をおく

人との距離を2メートル以上とる、人混みを避け手洗いうがいをし体調不良なら安静にする。ごく普通のことをひとりひとりが気をつけるだけで新型コロナウィルスの感染拡大を防げるとのことです。

あいかわらずの満員電車

首都圏の電車は昼間をのぞけばまだまだ混雑しています。2メートル距離をあけるのは難しいですね。リモートワークできる職種ばかりではありませんから時差出勤の人などもいるでしょう。

 

逆に新幹線はこの時期お彼岸〜春休みで混雑しているはずが地元に帰省するさいガラガラでした。閑散期でもこんなに空いていたことはありません。私は誰とも2メートル以内に接していません。

実家に着くと心配された

隣家の薬剤師さんに挨拶に行くと「お住まいのほうは大丈夫ですか?東北大学病院は検査入院の準備ができてるそうです」と親切に教えてくれました。

 

お花屋さんで働く叔母のところへ供花を受け取りに行くと「来れないと思って心配してたんだよ〜」といわれました。

 

地元のスーパーへお供えの果物やお菓子を買いに行くとマスクなしの人が多くさほど深刻な感じはしません。田舎で人との距離感があるからかもしれません。

 

治療薬がないなら免疫力を高めごく普通のことに気をつけ人との距離をあけるより対策はなさそうです。

ウィルスの余波は葬儀現場まで

社会問題化している

新型コロナウィルスで休校になりそのまま春休みに、卒業式もなしとか卒業生だけで、大手さんは入社式も中止へと致し方ない対応ですね。

私が主宰するピアノ教室も期限を決めず休講しています。

この時期ならでは

年度末ですから異動時期にもあたり、お花業界も打撃があると聞きお彼岸のアレンジメント(地震がきても大丈夫なように)を作ってもらいながら店主とお喋りしました。

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葬儀も縮小傾向

お葬式をするなら家族葬にして身内だけで、多くの人が集まる機会を避ける傾向にあるそうです。

 

亡くなった病院から火葬場へ直葬の場合お花だけ買い求めにくるお客様もいるそうですが(棺に入れる用)葬儀社さんを通さないと他の事務処理がわからず結局は大変な手間がかかるのではないか⁇とのことでした。

 

確かに私も経験してわかったことばかりでしたが、葬儀社さんが火葬時刻の予約をスマホから入れてくれてそこから通夜〜葬儀を組んでくれたのでした。

 

棺に入れるお花も葬儀場で用意してくれますから喪主はそこまで考える必要はありません。他に死亡届や埋葬許可証も葬儀社さんがやってくれます。

 

直葬するにも火葬場が空いていなくて待たされるケースも多く、ご遺体の帰れる自宅がないとどこで待機するんだという話になります(それでご遺体ホテルができました)

多死社会

団塊世代は人数も多くこの状況では葬儀も小規模や直葬を選ぶ遺族も増えるでしょう。お花の需要も今後どうなっていくのかななど考えつつ家路につきました。