のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

若い頃の自分にそっとアドバイス

俯瞰しながら多面体を楽しむ

若いころは経験値が浅く対応方法がわからず常に右往左往する、みたいな感じでした。不安になりやすい体質ですからなおさらでしたね。一方的にいわれたことを鵜呑みにしたり軸がいつもゆらいでいました。己のキャラ設定もできてなかった。

 

今は自分の中にもさまざまな面があることを知り認めていますから自己一致しており周囲からの評価に悩むなどありません。昔だと「こういう人」と思われたらずっとその通り生きなきゃいけないと思っていたようでそれが苦しさの原因でもありました。

 

例えていうなら品行方正な正規のルートからはみ出さない人みたいな感じでしょうか。それは周りの大人に植え付けられたもので自分が選んだものではなかったのですね。それがわかってようやく生きることそのものを楽しめるようになりました。

成人式 当時からガリガリ↓↓↓

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タイムマシンに乗って当時の私に会えたら「大人の価値観に合わせるな、楽しく生きろ、寄ってくる男性はお前の人柄なんか見てない」とでもアドバイスしますね(笑)

16時間絶食2年11ヶ月経過

年末年始も継続

クリスマスやお正月も特にイベントらしいこともせず養生生活です。昔だったらこの機会に食べておかなきゃ‼︎と思ってたんですがね、もうすっかり定着したため暴飲暴食もなしです。おせちづくりは母の介護と同時にやめて叔母が私の分だけ差し入れしてくれるのをありがたくいただきます。

 

朝食抜くだけの間欠的ファスティングは12時〜20時のあいだに2食と調子をみながらおやつに紅茶と果物をいただきます。感染症がはやっているため漢方薬も予防で飲んでいます。

直売所で買った野菜を甘酢和えに↓↓↓

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なんどか書いていますが揚げ物、生もの、甘いもの、冷たいもの、乳製品を控えているため大量に茹でた野菜をタッパーに保存して醤油麹とオリーブオイルで食べています。根菜、きのこ、海藻たっぷりのお味噌汁も忘れずに。メインは週5で焼き魚、たんぱく質補充には毎食ゆで卵。ここに行きつくまで胃腸障害のくせにあれこれ食べたい自分を飼い慣らすのが大変でした。

 

みんなと同じように焼肉やお寿司が食べたい、出先ではふだん行かないようなレストランに入らないと損ぐらいに思っていましたがしだいに人気のあるものから遠ざかりました。ようやく身体の声を聞けるようになったようです。

年初からやらかす大家さん

連休で油断していた

祖父母の代からピアノ教室の大家さんをしています。レッスン日をカレンダーで確認していたのに年初から連休と勘違いして教室掃除もせずにのんびりしていると玄関をあけて入ってくる講師さんの姿が。「えええっ、休みと思ってたごめん‼︎」と大急ぎで床をシートで拭いてトイレと玄関を掃除して生徒さんを迎えました。

 

年末年始でスイッチを切ってしまっていたんですね。講師さんは小学校からの同級生で近所に住んでおり鍵も預かってくれてますからなにかと安心です。レッスン日は戸締りもせず出かけたり自由にさせてもらっています。朝から夜までピアノ演奏を聴きながらだらだら過ごし庭木の剪定をしたり祖父や父と同じように暮らしています。

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まるでご隠居さん(笑)幼少期から見てきた親たちと同じ道を辿るとは。私もうちの教室で習っていましたがいつも学校から帰ると同級生を含む生徒さんがたくさん我が家に出入りして賑やかでした。その後母の介護と並行しながら教室もリフォームし最新のグランドピアノを導入しつねに発表会と同じ状態でレッスンできるようにしたのです。

銀行が図書館に変身

地方銀行の統廃合

七十七銀行の八本松支店跡地が民間図書館にうまれかわったと知り早速行ってきました。私のおぼろげな記憶では特徴的なマンションの近くだったはずですが駅前の再開発ですっかり景色は変わっていました。いつも移動の新幹線から眺めるだけでIKEAができてからきたこともありません。

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長町駅から10分ほど歩くと外観は銀行時代のまま中は空間を大胆に使ったゆったりした図書館でした。1日券1300円でドリンク1杯サービスつきランチで中抜けOK、軽食持ち込みやUberを頼んでもよいそうです。いまどき紙の本かよと思われる方も多いかもしれませんがこちらは読んでおわりじゃなく2階に続く階段におすすめタイトルを貼って自分のニックネームを記載するなどゆるく繋がれる場でもあります。

 

1ヶ月券3000円を購入すれば3回でペイできますしね、そこで知り合いができるかもしれませんしスタッフさんと仲良くもなれますね。学生アルバイトさんたちも多くやはり本好きなのでしょう。ちなみに公立図書館のようにジャンルごと分類ではなく「なりたい」「触れる」「気づく」など8つのコンセプトに本棚がわかれています。図録や絵本はやはり紙に限ります。

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父の母校でもある東北大学の新聞もあって魯迅の階段教室や東洋文庫ミュージアムのおはなしをさせていただきました。イベントなども計画されているそうでいずれそちらも参加してみたいな。興味のある方はこちらから↓↓↓

https://8books.jp/

それはこの先も役に立たつの⁇

過去の成功体験

仏陀イカダのおはなしをご存じの方も多いかと思います。大好きな鳥井さんが紹介されています↓↓↓

https://wasei.salon/blogs/9735cfcaba1c

川を渡るのに使ってとても役に立ったイカダを向こう岸についてもまだ持ち歩くんですか⁇というおはなしですね。過去の成功体験はさっさと手放したほうがいいよという教えです。

 

教えに限らず役立ったモノとかもそうじゃないでしょうか。そのときはとても助かったけれど「今」に焦点をあてればもう役に立つことはないかもしれない。手放すには時間が必要でなにかのタイミングで強制的なおわりがくるかもしれません。

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私の場合は母の認知症がきっかけで掃き溜めのような実家ゴミ屋敷をバリアフリー住宅に改修しました。8割の家財を処分し要介護5の母を在宅介護できるようにしたのです。高齢になるほど思い出に執着し処分の判断がつかなくなりますから思い切った形で8LDKをリフォームしたうえ祖父母が暮らしていた3LDKの平家も解体しました。かなり大きなイカダを手放しいっきに澱みがなくなったのを覚えています。