のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

リニア体験乗車会

f:id:nozosan-net:20160920142148j:plainダメ元で応募したら抽選で当たりました。試験走行のニュースを見るたびに、自分も開業前に乗ってみたい‼と思っていました。思っているだけでは実現しないので、どうすれば乗れるのかJR東海のホームページなどで調べました。
募集回数は年間で決まっていて、応募も期限内にしなければいけません。第3希望まで出せるので、考えすぎず当たったらその時スケジュール調整しよう、ぐらいの気持ちです。
メールで当選のお知らせがきて、席料の振り込み期限も決まっているので直ちに送金しました。すぐに確定メールがきました。早いです。数日後、当確ハガキが届きました。これで本当の確定なので宿の手配をしました。


宿泊サイトで検索するも、大月駅近辺に適当な宿がありません。少し離れた高級温泉旅館やビジネスホテルならありますが、どうやらリニア実験場まで距離があるようです。別のサイトで大月より手前の駅で民宿を見つけたので予約しました。しかし出発日に大型の台風10号が接近していて、問い合わせするとリニアのキャンセル期限は既に過ぎているとのことでした。


なので取りあえず現地入りして、当日の朝の運行状況を待つことにしました。民宿のお客さんは私の他に大阪の枚方からのシニアご夫婦だけでした。やはりリニア試乗で申し込み5回目での当選とのことでした。私は初めての申し込みで当選して台風まで当たるなんて大当たりだわ!なんて思いました。


当日の朝(今朝ですね)台風が大月に最接近というわりにそれほどの雨でもなく、民宿のおかみさんが最寄り駅まで送ってくれました。おかみさんも10年ほど前に、山梨県民対象の体験会に参加したそうです。大月駅から実験センター行きバスに乗り現地に着くと、手荷物検査などを経て自動発券機で自分でチケットを発行します。私は四列シートの窓側で景色がよく見える!と喜んでいましたが、残念ながらリニアは殆どトンネル走行なんですね。実験線という線路の上を何度か往復するのですが、車輪走行から車体が浮いて時速502㌔まで出る瞬間を体感しました。ふわっと浮くので電車というより飛行機に近い感覚です。


乗車時間はわずか30分ほど。前後の注意事項説明や乗車後のアンケートを含めても所要時間は一時間もありません。実験車両だからか座席シートや車内なども豪華な設備ではなく、普通の東海道新幹線と同じでした。あっというまに乗車会は終了し、敷地内のリニア館でジオラマやリニアシアターを見学してから大月まで戻りました。駅前で食べた釜飯がやたら美味しかったです。世間は夏休みの最終日で乗車会のお客さんもシニア層が多かったけれど、この技術が実現すれば名古屋は通勤圏になるし、それはもう夢とかじゃなく数年後には現実になるのだということがはっきりわかりました。