働きながら介護
ちょっと面白い動画を見つけたので貼っておきますね。親の介護など先とまるで他人事みたいなやりとりにムカムカしたんですが(笑)世の中の意識ってこんなもんなんでしょう。特に働き盛りの男性は。
なぜか女性がするものと思わされてる感がありますが、ではケアする人のケアはあるんでしょうか。時短や介護休暇を使っても居場所を失わない職場はどれぐらいありますか。そのあいだの賃金の補償はされても同僚に皺寄せがいくことは目に見えてますよね。それを考えると権利行使せず退職の道を選ぶ人も多いのではないですか。(育休も同じでいずれ戻ってきてもお子さんの発熱やらでちょいちょい抜けるとなると役職は任せられませんよね)
介護はひとりひとりの状態や環境が異なります。上の↑動画では早めの準備は結局金銭問題だと語っているシーンがあります。それも確かにそうですが親世代も地域のつながりがなく頼れる人的資源を持っていないのではないかな。半世紀前によかれと思った核家族化が招いた弊害かもしれませんね。
私は毎月片道400km介護に通いました↓
そこまで俯瞰できなかったことを嘆いても仕方ありません。離れて暮らしているなら面倒がらず会う喋る機会を増やす、まだ大丈夫は要支援の一歩手前と知る、ご近所さんとのおつきあいを密にして備える、親の資産を確認するなど。
特に男性はわざわざそんなことをする時間がないのは承知の上ですがね、やっておくと未来の自分から感謝されますよ。今こうやって社会で働けているのも親御さんが健康で自立してくれてるおかげなことを忘れないでほしいな。