のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

豊かと贅沢はリンクしない

私にとってどうなのか

豊かな生活といわれて想像するのは他人から見える「羨ましい暮らし」かもしれません。私も長いあいだそう捉えていました。多くの資産、立地のいい場所の大きな家と車みたいなわかりやすい尺度だった気がします。

 

しかし物質的に満たされているように見えても人間関係が最悪だったり、職場や家庭に居場所がない、厄介ごとを抱えていて誰にも話せないなどのストレスがあると所有しているものを手放しても解決したくなるかもしれませんね。特に親子の確執など傍目からはわかりづらくどんな原因があるのか、なぜ諍いがあるのか他人には想像がつかないものです。

 

うちもそうで私のきょうだいは両親と絶縁したまま介護も看取りもせず10年も遠距離介護をした私に平等の相続権を要求してきました。法的な権利は保証されてますからね、配偶者からもそそのかされ取れるものは取って当然という考えだったようです。

 

義務を果たさず権利を主張しその通りになったところで2度と実家の敷居を跨げなくなりそれでいいのか、人間関係も含めた環境を総括したものが豊かさと思う私にすれば愚かとしかいいようがありません。周囲から実家にまつわる話を振られてもずっと嘘を突き通さなければならずつくり話の辻褄を合わせるのに必死になります。いずれ心身を病んでいくのではないでしょうか。
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年末ですし嫌な記憶を掘り返したくなくて帰省しない人もいるでしょう。しかし揉め事の火種を早いうちに消しておけば心穏やかに過ごせますよ。うまくいかない場合だってあります。それでも踏み出したことに変わりないのですからなにもしないよりいいはずです。

 

平日の昼下がり生姜入りの足湯をしながらこれを書ける私はかなり豊かで贅沢なんじゃないかな。