それは本当にほしいの⁇
テレビを持っていないせいかCMというものは見なくなりました。しかしスマホ、PCからは常になんらかの広告が流れてきてさも私がほしがっていたかのようにおすすめしてきます。自分で気づかなかった欲望を引きずり出される感じかな。
少し前まではすぐポチるなどしていましたが年齢を重ねさまざまな失敗から経験値があがり「さほどほしくもない」という結論になることが多くなりました。「みんなが持ってる」「先取りしよう」などの謳い文句にも飽きてしまい心が動くことが減りました。これがいわゆる老化なのでしょう。
流行とよばれるものをひととおり経験すると一周して焼き直したものに既視感しかなく「ふ〜ん」としか思えないのです。こういものの見方を若い頃に持てていたらというのはそれこそ「たられば」ですね。必要ないものを見極めるための訓練には時間がかかるものです。
半世紀生きてようやく自分の本当の欲求に気づけるようになったのかな。