のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

移住のメリットデメリット

都会暮らしに疲れたからセカンドライフは野菜を作ってのんびり暮らしたい。

 

政府も地方移住を促進してるしのっかってみたい。

 

旅行で訪れる大好きな地方があっていずれは住んでみたい。

 

いいと思います。

 

でもね、都会しか知らない人には理解できないローカルルールがあることも踏まえて段階的に移住しましょう。

 

過度な期待を抱いて未知な世界へ急に飛び込むと落差に驚きます。

 

やっぱり都会のほうがよかったと考えそのものも変わるかもらしれません。

 

旅行と移住は違います。

 

好きな土地ができると自分に都合よく解釈してぐんぐん距離を縮めてしまうものなのです。

 

たまに行くからいいところしか見えないのかもしれません。

 

土着民とうまく付き合えるかどうかは人それぞれですが、先祖代々そこで暮らす人々の風習に馴染む努力も必要です。

 

移住のメリットはこれまで自分がいかに狭い社会の物差しの中で生きていたかを知ることができる。

 

デメリットは地域のルールに対応できないと辛い。

 

ということでしょうか。

助かった命だから大切にするよ

先日の同窓会で幼稚園から一緒だった友人と久しぶりに話すと、40代で肺癌が見つかりとりあえず完治したということでした。

 

見た目は健康そうでいい感じの中年になっていました。

 

抗がん剤治療で髪がなくなって〜と笑っていましたがかなり辛かったはずです。

 

小学生から喫煙(笑)のやんちゃはすっかり落ち着いた大人になって、いずれ両親がいなくなれば実家を処分し墓仕舞いも検討していくと話していました。

 

最近、ご子息が彼女と同棲を始めるので出て行ったんだ〜と少し寂しそうでもありましたが、もう親としてのつとめは果たしたようでした。

 

いっぽう40代で心臓疾患で救急車で運ばれ一命を取り留め、お洒落なショルダーバッグのようなバッテリーを常に身につけている人もいます。

 

やはり助かった命を大切にして無謀な飲み方はせず煙草は吸いません。

 

二人とも万全ではないにせよふてくされることもなく淡々としています。

 

大人だなぁ。

 

年齢を重ねるってどうにもならないことを受け入れることなのかも。

どんな介護スタイルにするか選ぶのは自分

親に介護が必要になったから同居してお世話をする。

 

またはヘルパーさんやデイサービスを上手く取り入れ月に何回か通って自分の生活をあまり変えずにお世話する。

 

どちらもありでしょう。

 

いずれを選ぶにせよ決めるのは自分であり、己との対話ができていないとなし崩しに同居→ほんとは嫌だったのに→今さら別居も無理だし→ストレスでネグレクトみたいな結末になりかねません。

 

周囲の声は雑音に等しいですからね、自分の本音に正直に生きるほうがいいですよ。

 

なぜなら介護のゴールはいつなのかわからないから。

 

今日、明日ぐらいなら排泄や入浴介助もできるでしょう。

 

でもそれが毎日ずっとなんねんも続く終わりの見えない日常だと行き詰まってしまいます。

 

連日のように介護殺人や無理心中などニュースで聞きますし「なぜ相談してくれなかったの?」等の役に立たないコメントは聞き飽きているはずです。

 

なにもかもひとりで背負いこむ真面目な民族性は褒められたものじゃありません。

 

ケアラー(介護者)の心身が壊れないようなやり方を一緒に考え実行できる人を少しでも早く見つけて柔軟にやっていきましょう。

 

 

調味料は必要最小限

さしすせそ(砂糖 塩 醤油 酢 味噌)が基本といわれていますがそもそも砂糖が家にありません。

 

いつのまにか必要としなくなって長くなりました。

 

代わりに照りと甘みを味醂で代用します。

 

他にソースやケチャップ、マヨネーズの類もありません。ドレッシングもです。

 

必要なときは使い切りのお弁当用パックを買ってきます。

 

炒め物揚げ物も作らなくなったので油もありません。固形のオーブオイルをたまにパンに塗る程度です。

 

じゃなにで味つけしてるのかというと塩麹とぽん酢と柚子胡椒と唐辛子ぐらいで事足ります。

 

素材の味を楽しめるようになって濃い味つけを欲しがらなくなりました。

 

別に病気をしたからとかじゃないですよ。ちょっとした食養生です。

 

数年前まで食後のスゥィーツは別腹とかいって満腹のうえに甘いものとコーヒーで〆ていました。

 

そのときは至福の時間ですが食後の眠気や胃もたれのオマケつきです。

 

そして以前にも書いた水滞(水捌けの悪さ)で花粉症に悩まされていました。頭痛もしょっちゅうでした。

 

原因となる毎日の習慣を見直すのは難しいものですが、少しずつ変えていって花粉症も頭痛もほぼなくなりました。

2年続けて相続事務に忙殺される

帰省から自宅に戻ってようやく母の年金停止の書類に取りかかりました。

 

父のときも経験しているから今回はさほど大変じゃないだろうと思っていたら、最後の最後に介護施設の署名捺印が必要だとわかりました。

 

昨日戻ったばかりなのに。

 

母が暮らしていた施設へ電話すると事務所のスタッフさんが「ああ、あれですね、わかりました」とすぐ理解してくれて郵送でやり取りすることにしました。

 

この書類がなければ申請できないのでまた提出が遅れてしまいます。

 

問い合わせ中にNTTから書類不備の連絡が入ったり、年末に亡くなった親戚へお悔やみの手配をしたり、いつにもまして並行作業が多く途中でなんのためになにをしているかわからなくなります。

 

合間にお線香を叔母宅に届けてくれた母のケアマネさんにお礼の電話も入れました。

 

父のときより経験値が上がっているにもかかわらず、提出先ごとの面倒な書類を読むのが嫌になっています。