のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

甘いものと距離を置くために

血糖値だインスリンだ肥満だ虫歯だと減らすに越したことはないのが甘いものですね。

 

次から次へ欲しくなるおいしさを我慢するぐらいなら少々身体に悪くてもいいやと思います。

 

私は以前ほぼ毎食後コーヒーとスゥィーツで〆るのを習慣にしていました。

 

外でお茶すれば必ずスゥィーツを注文する。

 

夕方疲れて帰宅したら食前に甘い菓子パンで小腹を満たすなど日常茶飯事。

 

毎日のお菓子を大袋買いして常備していないと不安でした(なにが不安なんだ⁇)

 

その私が今ではほぼ甘いものを口にしなくなったのはコーヒー断ちとグルテンフリー生活によるものです。

 

コーヒーにスゥィーツは抜群の相性でどんどん食べたくなります。

 

しかし食養生を学び糖が身体の中に湿気を溜め様々な悪さをすることを知り、まずはケーキを和菓子に変え身体を冷やすコーヒーを紅茶にし、果物を多く(過剰はいけません。果糖も度を過ぎるとよくないので)摂るように変えていきました。

 

すると毎日のように食べていた和菓子も勧められたとき以外は食べたいと思わなくなり、しょっちゅう立ち寄っていたドーナツ屋さんも行かなくなりました。

 

味覚もクリアになりわずかな甘みを敏感に感じ取れるようになったお陰で人工的な甘みから距離を置けるようになりました。

 

みぞおちのつかえで食べられなくなった時期とも重なっていたのもありますが、よいきっかけになりました。

 

自然な甘さは焼き芋が最強らしいこともわかりました。

 

メロンやマンゴーもいいのですが南国のフルーツは身体を冷やすため冬には向きません。

 

焼き芋は冷えても美味しく繊維質たっぷりでおやつにも主食にもぴったりです。

 

ちなみに私のおすすめは紅はるかです。

 

さつまいもの糖分で太る心配をする人もいるかもしれませんが、そんなに食べられるものじゃないですからお菓子の代替品と位置付ければいいと思います。

 

リガーデンの需要が増えている背景

今は手間のかかる樹木はあまり好まれないようで、昔の庭や外構を手入れしやすくするのが喜ばれているようです。

 

リフォーム・リノベーションならぬリガーデンというそうです。

 

実は私の実家も数年前にリガーデンして以前より楽になったはずですが、無駄に広いため手入れが行き届かなくて挫折しています。

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樹木の手入れ方法など祖父にも父にも教わっていませんから、プロが見たら虎刈りみたいな剪定でどこまでも伸びる枝をバサバサ切っています。

 

切るだけならまだしも、普通ゴミで処分できるサイズまでカットしてまとめる手間も相当で帰省のたびにヘロヘロです。

 

ぼんやりしていると雑草も腰ぐらいの高さまで伸びて枝のように硬くなり抜けなくなります。

 

去年は地元の友人たちに手伝ってもらってその場を凌ぎましたがそろそろ限界かな、と思っています。

 

草むしり2日と簡単な剪定で7万円ほどかかりました。

 

私は自分の手におえないものを所有するつもりはさらさらありません。

 

どんなに草花が好きでも憂鬱になるほどのストレスでは困ります。

 

庭仕事に充てる時間を他のことに使いたいと思っています。

 

同じように考える人が多くなったのがリガーデン需要の背景にあるのではないでしょうか。

車内誌を見て閃いたから弾丸トラベル

JR東日本の新幹線を利用する方なら誰でも知っているトランヴェールという車内誌が座席の背中に入ってます。

 

毎月新幹線で介護帰省するようになって以来、その月の特集をパラパラめくっては旅行に出掛ける心のゆとりなんかないなぁと冷めた感覚で眺めていました。

 

今年になってからなぜか東日本管轄ではない北陸が特集されていました。

 

これって新幹線で出掛けてほしいということよね?

 

介護卒業後も相続やその他の雑務で心が休まりません。

 

相変わらず肩甲骨周りの痛みとみぞおちのつかえに悩まされ通院も続けています。

 

思い切った気晴らしが必要なのではないかと判断し次の帰省前に行ってみることにしました。

 

なんとなしに直感で決めた日程が占いの暗剣殺(運気の良くない時期)の抜けた日だったのも奇遇でした。

 

あ、なんかついてる。

 

たびたび起きるシンクロです。

 

もうそれだけで間違いないなと確信し、あまり調べたりせず現地で聞いて教えてもらうことにしました(単純に疲れて面倒だったのです)

 

出発当日は朝から土砂降り。ゆっくり出掛けて身体を休め永平寺への行き方を確認し、翌日は快晴のなかのんびり参拝できました。

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去年の今ごろは大雪で高速が立ち往生したのは記憶に新しいところです。

 

永平寺は多くの雲水さん(修行僧)がお務めしていて読経時間にも間に合いました。

 

その後、トランヴェールに掲載されていた門前のお蕎麦屋さんで精進料理セットをいただき有名な胡麻豆腐も越前そばも両方味わえました。

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実はこういう経緯で来たんですと店主に話すと「11月頃の取材だったんですよ」ととても喜んでいました。

 

おそらく誌面を見て来る人がどれだけいるか期待していなかったのでしょう。

 

トランヴェールを見たときの閃きは間違っていなかったようで、往復は雨降り滞在中はずっと快晴でとても恵まれた日程でした。

 

いうこと聞いてなぜ治らないの?と回復を焦る

なかなか肩甲骨周りの痛みが良くならずドクターショッピングを繰り返していた私は、都度アドバイスを真摯に受け止めていました。

 

長いあいだの間違った身体の使い方やものの考え方、認知症の母の遠距離介護に伴うストレスは数値化できず目に見えません。

 

三者からは「好きで実家に通っているのだろう、仲良し家族なんだな」ぐらいに思われていたかもしれません。

 

介護を休む選択もありましたが、認知症は進行していく病で少しのあいだ会わずにいると前回とは状況が変わっています。

 

老老介護で頑張っている父のサポートも必要でしたから、はじめは1ヶ月おきが毎月になり最終的には月に3回帰省していました。

 

1人で2人の親をみる。

 

父は自立していたけれど後半はMCI(軽度認知症)と診断され母の入所のタイミングをどうするか決めかねていました。

 

親の老いるスピードに抗うことはできません。

 

私が健康でないとなんのために通っているのかわからなくなります。

 

大きなカバンに着替えのほか介護関係の書類を入れて満員電車から新幹線、そこから更に乗り換える道のりをずっと往復していました。

 

常に肩から背中は緊張で悲鳴をあげていました。

 

リラックスして軽くウォーキングなどで身体を動かして。

 

ええ、どれもやってますよ。

 

帰宅するたびカイロプラクティック鍼灸治療で身体を騙しつつ、良くならない原因が介護だと認めたくなくて苛立っていました。

 

苛立ちから期待することをやめ諦めになりました。

 

ようは自分で自分をうまく飼い慣らし、ある程度の不調を受け入れるという結論を無理やり導き出したのです。

 

iPhonに奥様の写真を貼るガイドさんに案内される

今は地方都市でもおもてなし観光ガイドさんがいて街中の歴史や面白い場所を案内してくれます。

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期待せず福井市の観光ガイドさんをお願いすると、元々スーパーの常務までされ、今は農産物の直売所の立ち上げやハローワークで販売や接客を教えたりとにかく多忙な方があらわれました。

 

ご自身も旅が好きでフェリーで北海道へ上陸し車で福井まで帰ってきたり九州をゆっくり回ったり公民館のお仲間とバス旅行をしたりとにかく動いて楽しんでおられるとか。

 

お孫さんがビームスに就職内定して、軽井沢のアウトレットでジャケットを購入して着て歩いたら皆んなに褒められたと嬉しそうでした。

 

iPhoneの裏に奥様のシールを貼って「いつも連れて歩いてるんです」だって♡

 

福井城の敷地は平成元年まで地元の名士加藤家の所有だったとか、同行の方の眼鏡が壊れて鯖江メガネを買うのに付き合ったり、お市の方が自害した場所を案内されたりハプニングと学びの両方を体験できました。

 

こんなに濃密な時間を過ごせて無料だなんて感激です。

 

いくら検索しようがガイドブックで予習しようが現場でしか知り得ない情報のほうが多いのですから。

 

私がこのツアーを知ったのも越前鉄道の駅でたまたまチラシを手にしたからでした。

 

やっぱり9割の偶発性を味わえてますね。