のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

医療ツーリズムで社員食堂へ

普通の体験じゃつまらない

医療ツーリズムということで大連市内の最新医療施設を見学させていただきました。

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日本語の堪能なスタッフさんが広大な敷地内を詳しく説明してくれました。2万平米もあるので午前午後にわけての案内でした。

医療ゾーン

予防医学や健診に力を入れていて、CT MRIのドイツ製最新機器があり広い待合室で患者さんはリラックスできます。環境も含めての医療サービスなのですね。

 

リハビリ室もあり専門のスタッフがその人に合ったメニューを提供してくれてまるでパーソナルジムのようです。

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各診療科目ごとに診察室も分かれていますが、やはり中も広く仰向けになれるベッドがあり脈を見たりできます。

スタッフさんは社食で

夜勤の方もいますから社食があります。1食3元(約50円)で食べられるようです。患者さん用のカフェでどうぞといわれましたが、できない経験がしたかったので無理をいって社食でいただきました。

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明るくて広いカフェテリアで、ここが病院の中とは思えない雰囲気です。

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野菜中心のヘルシーメニューで低カロリーですがたんぱく質不足かな?と思いました。お米はやはり日本のにはかないません。米の質と炊き方の両方が違うのでしょうね。

 

特別美味しいわけでもないです普通の生活の場を体験できて私としてはとても嬉しかったのです。

中国の介護施設は日本方式だった

見学の機会に恵まれた

中国語の先生と現地でフリーペーパーを発行している方との繋がりで、以前から興味のあった中国の介護施設の見学へ行きました。

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地域密着型

日本でいうところの小規模多機能施設、いわゆるグループホームを見せていただきました。近くにお住まいの方が通い(デイサービス)や入所で利用されているそうです。

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日本と同じ誤嚥防止のパタカラ体操があって私も早口言葉にチャレンジする楽しみができました。

日本の介護施設と提携している

92歳の男性に我是日本人(私は日本人です)と自己紹介すると「啊 日本人‼︎」と一応伝わったようです。他は聞き取れないしまだまだ無理。

 

施設のつくりは日本の建物と似ていて、高い浴槽は横に扉が付いていてそこから出入りする工夫がされていました。

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食事は近くに厨房兼食堂があり一般の方も利用できます。日本の介護事業者と提携し日本式を取り入れているとのことでした。

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費用はいくらかかるの?

中国には介護保険の仕組みがなく国からの補助が家族に振り込まれるそうです。案内された施設は6万円/月らしく平均所得から考えたらやはり高いのでは⁇と感じました。日本でいうところの介護等級や収入による費用の差などもきっと勘案されてるいるのでしょうね。

田舎の学問より京の昼寝 実践編III

中国の最新医療・介護施設の見学

これから発展していく国家に避けて通れないのが親の介護です。ひとりっ子政策があり急速な経済発展を遂げた中国も日本と同じような問題を抱えていくでしょう。

主軸は睡眠センターと内視鏡検査

大連市郊外の広大な敷地内にクリニックと付属の介護施設と住宅があり、日本語英語に堪能なスタッフが常駐し内視鏡は日本人医師が月数回診察してくれます。富裕層と外国人がターゲットで徳洲会と提携しているそうです。

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睡眠時無呼吸症候群の治療にも力を入れ、宿泊検査の設備も見せてもらいました。

診察室はどこかで見たようなつくり

病棟も診察室も日本で慣れ親しんだつくりで、設計は日本人の手によるものだそうです。

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ドイツ製の最新医療機械を装備して予防医学を謳っているそうです。

 

敷地内には会員制のエステサロンもありパーティールームや岩盤浴・スパなども併設されています。

 

ホテルのような利用もできて付き添い家族のための宿泊室を1600元で提供しているそうです。滞在中は検査を受けるのも可能で広大な敷地を散策しカフェでお茶やランチを楽しみのんびり過ごすというのも魅力的かな?と思いました。

 

大叔父が戦前開拓民として暮らしていた大連がこんなふうに発展しているよ、と来月の法事で報告できそうです。

 

田舎の学問より京の昼寝 実践編II

成田空港は下見が必要

中国語の先生との待ち合わせ場所、レンタルWi-Fiを受け取るカウンターなどフライト時刻の迫った当日に迷ってハラハラは心臓に悪いので前日から下見しておきました。

 

私も先生も第2ターミナルに待ち合わせのスタバが3軒あることを知らず慌てて確認しました。いくら近くに住んでいても空港の中まで行くことはあまりないですから何事もゆとりが必要です。

入国審査は時間がかかる

成田から2時間半ほどで着き大連空港で私の過去の入国履歴がなかったため審査に少し時間がかかりました。といっても5〜6分ですが。

 

カメラで左右の手の指紋を取り顔認証し上からも私を撮影していたようです。

 

関空組の生徒さんとも合流し東京でも行ったことのないインターコンチネンタルホテルにチェックインしました。

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通信環境

中国は基本GoogleSNSが使えないのでイモトWi-Fiを借りていきましたが、最初うまく作動せず先生や他の生徒さんに手伝ってもらってLINEできてます。ありがたや。

基本トイレに紙がない

知らずにいたのですが空港や百貨店のトイレは水洗和式で紙がありませんでした。その点は先生がポケットティッシュを用意してくれていて助かりました。日本と同じつもりでいると驚くので覚えておくといいですね。

田舎の学問より京の昼寝 実践編

中国語をリアルに使う環境

日本で日本語ネイティブの先生から習うだけだと喋る機会がありません。

 

中国語だとなんていうのかな?を意識していても頭で考えているのとリアルは違います。

医療ツーリズム

中国語の先生が生徒さんを連れて現地の医療・介護施設を見学する機会をもうけてくれました。

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しかも場所は大叔父が開拓民として暮らしていた大連。喋れなくても行くしかないでしょう。

準備はさくっと

10年介護しているあいだにパスポートは失効している、現地での通信環境とか服装調整とかいろいろありましたがこれまでの移動生活の延長でさくっと荷造りしました。

介護保険のない国でどんな介護が?

介護保険の仕組みがない国で日本と同じようなリハビリやレクリェーションを受けるにはどうするのか。将来移住するかもしれない可能性も考え(笑)語学と医療・介護をリアルに体感できる貴重な時間を過ごす予定です。

 

続きはおいおい綴っていきますね。