のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

あなたに空気を入れる=加油打气(励ます)

改革開放で自己責任へ

中国語のオンラインレッスンで今月1日に李克強総理が山東省の露店を視察したことから地摊(ditan)と呼ばれる市場・露店について教わりました。

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そもそも共産国家でしたが国営企業勤務でも改革開放路線により家庭联产承包责任制(家庭を単位とし責任を持って作物を作る)に移行しました。

 

しかし東北部は下刚(失業)した人が多く治安が悪くなり、深圳に特区をつくり生きるため道に商品を並べ塩漬け玉子や衣類などの販売を始めました。マーラー担などもその頃できたそうで伝統料理ではなかったんですね。

届け出はどうなってるの

違法かどうかスレスレらしく先生の地元の瀋陽の露店でなにか食べたとき食あたりしたとかちょっと博打のような印象です。

 

靴底がすぐ壊れる靴とか海賊版DVD、香港からの密輸品など面白がれない商品もあるため城管という取締りパトロール隊があるそうです。

 

ひとつ面白い言葉を教わりました。

加油(がんばれ)に打气(タイヤや浮き輪に空気を入れる)をたして「励ます」(あなたに空気を入れる)になるのだとか。落ち込んでる人にかけてあげればいいのかな⁇

白内障になると近視も進行する

かすみ目の正体は白内障

もともと緑内障の遺伝リスクが高く定期検診を受けていました。低め安定経過観察で済んでいたのに去年の秋ぐらいから左目のかすみ・くもりが気になり受診すると白内障が始まっていました。老化で水晶体が濁ってきたのです。

 

緑内障検査で白内障が発覚するというね、なんとも複雑ですね(笑)

どこまで矯正できるか

新しいものにすぐ飛びつきたくなる性分で多焦点眼内レンズの相談をしましたが「まだ早いですよ」と。今のところ矯正で左0.7右1.2まででますから免許更新になんら問題ないわけです。

 

しかし近視も進行し2年も経たない眼鏡の度数が怪しくなってきました。ドクター曰く「白内障がはじまるとレンズを新しくする頻度が高くなる」らしいです。

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当座、白内障の進行を緩める点眼薬で凌ぎますがそれでも5割ほど遅らせる程度ならしくなんとか時間稼ぎしているところです。

認知症の親が徘徊で事故を起こしたら⁇

母の徘徊に悩まされた介護時代

たそがれ症候群ともいうらしいですが、夕暮れ時になると生まれ育った家へ帰りたくなるようですね。母はアルツハイマーの中期になると徘徊がはじまり警察沙汰の毎日でした。

info.dual-life.site

保険商品がある

記憶に新しいところでは2007年愛知県で当時91歳の男性が線路内に立ち入りはねられて死亡したことによりJR東海から損害賠償請求を起こされました。

https://mainichi.jp/articles/20200622/ddm/013/040/043000c

もし身内に認知症の人がいなければ「家族はなにやってるんだ、ちゃんと見ておけよ」と思うでしょう。しかし同じ立場となると「もし自分の親だったら支払えないな、どうしよう」となるわけです。

 

近年認知症の人が起こす事故をカバーする保険が登場し私も注目しています。また自治体も民間保険を活用して認知症の人を救済する動きが出ています。

 

親御さんが若いからまだ先と思わず意識の片隅においておきましょう。

やめどきを知らせるアラーム

庭仕事は重労働

今月は実家の庭仕事を自分なりに工夫してみたところ2ヶ月も不在だったわりにはすっきりしました。しかし自宅に戻ってしばらくすると左手親指に違和感が。曲げた第一関節をまっすぐ戻そうとするときの痛みにこれはなんかあるなと思い整形外科へ。

腱鞘炎

10年ほど前に通っていた整形外科を訪れてレントゲン撮影してから受診しました。

 

最初ドクターは画像を見ながら「あなたぐらいだとなにもしてないのに折れるということはないですよ、ぶつけましたか⁇」と左手をさまざまな方向へ曲げ伸ばししながら痛みの箇所を確認されました。

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親指の内側は曲げる筋で、やはり剪定鋏を握って酷使したことによるばね指とのことで塗り薬を処方されました。「塗って2週間ぐらい休養しても痛ければまた来て、注射するから。それも痛いけど」

 

そんなわけで庭仕事以外も少しお暇をいただくことにしました。リップクリームのキャップや袋を開けたりも辛いので。

なにもできないおじいさんの未来

生きるために必要なのが家事

若い頃あるお宅にケーキ持参でお邪魔しました。その家のお母さんが不在でお父さんが「どこになにがあるかわからん」といいながらフォークやお皿を探していました。奥さまに家事いっさい任せきりで自分の母親も同居し長男としてなにもさせられずにおじさんになった人でした。   f:id:nozosan-net:20200620181231j:image

なんともいえない違和感

長男だからと母親から大事にされ儲からずさしてやる気のない家業を継ぎ、新たに所帯を構えるでもなく同居を選び嫁姑のいさかいも知らんふりでこのおじさん自分でなにかを選ぶとか決めるとかしたことあるのかな?と不思議でした。

 

私の父も長男でしたが祖父母も自分たちも共働きで座っていれば料理が出てくるような家庭ではありませんでした。自分も動かなければなにも進まないことは腑におちていましたね。

 

家事のやり方でよく母と揉めていましたが、敷地に別棟を建てて嫁姑問題が起きないようにしていました。

連れ合いが要介護になると悲惨

よその家のことは当事者がどうにかすればいいのですが、家事もできずに奥さまが要介護になると途端に露頭に迷いますよ。

 

先日もメモを渡されて買い物をしている高齢男性を見かけましたが、値段が高いか安いか、売り場のどこにあるのか分からず気の毒になりました。

 

1回かぎりのお手伝いなら子供でもできるんですよ。生きている限り毎日こなしていくのが家事ですし、連れ合いが意思疎通もできず身体が不自由になったら社会的地位や収入の高さが助けにならないことを実感するでしょう。

 

私はそりの合わない父の唯一尊敬できた点は家事万能だったこと。母のズボンのゴム通しまでできました。お陰で老々介護+遠距離介護が可能でした。