のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

老々介護の末路とは

母方のきょうだい全員アルツハイマー

今年の2月に叔父(母の弟)の奥さんが、叔父が夜中に立ち上がって怒りだしたり在宅でお世話するのに疲れてきたとはなしていました。地方の田舎の大きな家に2人きりで暮らし介護の相談のできる相手もいないようです。叔父と母は性格が似ていて他人を寄せ付けないためどうしても孤立していってしまうのでした。

 

介護サービス利用しなよ、となんどいっても自分が面倒みなければならないのだと叔母も思い込み公的サービスを使おうとしません。しかし私が強く勧めたことでようやく包括支援センターへ連絡するとすぐケアマネさんが介護プランを作成しデイサービスへ通い始めました。コロナで集団生活させることのリスクも懸念されましたがうまく馴染んでくれてほっとしました。が、その矢先体調を崩して入院→誤嚥性肺炎というよく聞くパターンで亡くなりました。

 

叔父の奥さんは介護をやり切った感はあるでしょうけれど後継ぎのない本家を今後どうするのか田畑や広い庭の管理が思いやられます。そもそもこの家を途絶えさせないため幼少の母が養女になりました。しかし父のところへ嫁ぎ叔父が家督を相続しました。が後継ぎがいません。そこで私の従兄弟と養子縁組しましたが折り合いが悪く養子を解消しました。

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↑↑↑ドローンで敷地を撮影

もともと無理のあることなんじゃないかな。もうそういう時代じゃないのに家のために誰かが犠牲になるなんておかしいでしょと思いつつ私も父方の家督ですから今後の動向を考えなければなりません。

よく動く人にチャンスはやってくる

タイミングのよさは生まれつきか

もういい尽くされた感がありますが動いているからこそチャンスが拾えて感度も良くなるらしいですが、最近はチャンスのほうが私に合わせてくれてるようになりました。帰省していたタイミングで叔父(母の弟)が亡くなり父方の叔母が7号サイズの礼服やバッグを貸してくれてちょうど黒の靴を履いてきていたりすぐホテルが取れたりこんなに恵まれてていいのかな⁇が続いています。

 

そもそも来月母方のお墓参りに行こうと予定していましたが思いもよらないタイミングで叔父の訃報が届き葬儀に参列することができました。コロナ禍ですしね、わざわざ首都圏から来ましたのていだと親戚がひくんじゃないかと従姉妹に相談すると「皆んなワクチン打ってるからいいんじゃない⁇」というので対策しながらの行動です(正直、地方はマスク手洗い換気など気をつけてはいますがさほど神経質じゃありません。すでに高齢者は先月末で2回接種済み)

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母方の分家の人々が父のことまで覚えていてくれたり、いとこ達となんじゅう年ぶりにお喋りもできて幸せな時間を過ごせました。なにより幼少期暮らしていた街並みを歩けて郷愁感マックスでしたね。叔父がこういう時間をプレゼントしてくれたのかなぁ。

いっきにものごとが進むタイミング 流れに棹さす

起きる出来事はタイミングを外さない

思うところあって実家を少しいじることにしました。騒音や工事車両の出入りを伴うためご近所へ挨拶にいくと待っていたかのように実はうちも・・・とトップシークレットなお話を打ち明けられました。

水面下で進む

ご近所さんは祖父母の代から仲良くさせていただいており、現在の事業オーナーさまには私の不動産を借りていただきお子様ご夫婦ともLINEでやりとりさせてもらっています。

 

先々のことを前倒しに考え事業継承する決断をしたそうで、水面下で後継者を決定し早くても2年以内には引き継ぐのだとか。スタッフさんはそのままなのでどのタイミングで公表するか迷っておられるのだと。そこへ私から挨拶があり今後の契約書などの相談もしたかったそうです。

 

長く生きてきたせいもあり起きる出来事はタイミングを外さないのだなと改めて思いました。流れに棹さすとはまさにこういうこと。

新陳代謝するゆるいコミュニティ

ピアノ教室は地域の交差点

祖父の代からピアノ教室の大家さんをやっており私で三代目になります。地域の交差点にしたいとの思いから古い教室を解体し自宅の一室ををリフォームしグランドピアノも新しく購入しました。生徒さんにはつねに発表会と同じ条件で練習してほしいからです。

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当初は生徒さんを増やしたくて自分でチラシデザインを習いにいって作り近所に配ったりポスターにして貼ってもらったり頑張っているわりに反応がなくがっかりしていました。しかし時間経過とともに〇〇さんの紹介で、などと私が集客を頑張らなくても生徒さんが集まるようになりました。

 

保護者さん同士がうちの駐車場でお喋りしているのを庭仕事しながら眺めているだけで幸せな気持ちになります。あ〜こういう場を運営できて幸せだなぁと。発表会前にお子さんの衣装の打ち合わせや会場まで乗り合いでいくかなど相談している姿を見ているとなんじゅう年たっても変わらない光景に嬉しくなります。

卒業と新規入会をゆるやかに繰り返しながら来年開業50年を迎える教室の発表会は来月末です。大家さんとして最大のリターンを楽しみにしています。

剪定が大変な樹木ワースト3

ジャングル並みの実家の管理

父の突然死でいちばん困ったのが広い敷地の管理でした。母の介護とゴミ屋敷の片付けに専念していましたから庭仕事の引き継ぎなどしていませんでした。草木の名前は知っていても扱い方なんてわかりません。きちんと剪定された状態なら綺麗なお庭ですね〜と褒めてもらえますがなにもしなければジャングルです。数年で私を困らせる樹木がわかってきました。

第1位 藤

花の咲く時期に見るだけなら本当に綺麗ですが始点のわからない蔓はどこまでも勝手に伸びていき樹木のように硬く剪定鋏でも簡単に切れません。蔓との闘いで私は両手親指がバネ指になりはや1年、まだ治りません。

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第2位 南天

難を転じるなどといいますが枝の伸びるスピードは異常です。坊主になるまで刈り込んでも2ヶ月後にはもとどおり以上に茂ってきます。

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第3位

ドウダンツツジ

すずらんのような可愛らしい花が咲き生け垣などにも好まれますがなかなかくせものです。きれいに刈り込んでおかないとぴょんぴょん枝が飛び出て見栄えが悪くなります。お手入れしてないのが一目瞭然です。

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番外編

ハマナス

花は美しいのですがトゲだらけの枝が勝手な方向にどんどん伸びて剪定したあとの処理で手を怪我しやすい。バラや柊南天も同じですね。

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伽羅(キャラ)

こちらも生け垣に好まれますがぴょんぴょん飛び出す新芽が見栄えを悪くします。いずれにせよどんなふうに手間がかかるか考えずに植えるのは避けた方がよいですね。剪定と草刈りに悩まされている私からのアドバイスです(外注すれば⁇などの声をいただきますが敷地が広すぎて大変な金額になります)