のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

介護者として学生訪問受ける

例年のごとく、県立宮城大学看護学部の学生さんが家庭訪問に来てくれました。 私たち家族の体験が少しでもお役にたてれば、と毎年見学受け入れしています。 まぁ殆どが父の雑談に終始するのですが(笑) 男性ケアラーはなかなか愚痴を言える場所もないですか…

一部屋で完結するために

シーズンごとの衣替え、日々の着替えを楽にできるよう、トップス、ボトムス、コート、手袋、ストール、帽子、肌着、靴下の小物類までウォーキングクローゼットに収納してあります。 日頃母の着替えをしている父が、迷わず一発で欲しい服に辿り着けるような仕…

毎回タイミングよすぎ

母の衣替えの為に帰省すると、お泊まり施設から入れ歯を外した母が帰宅しました。 私も正直、入れ歯の出し入れは怖くて歯科かナースさんか父にお願いしているのです。 ジップロックに入った入れ歯を前に立ち尽くしているばかりでは食事もさせられないので、…

ノマドに年金?

https://mainichi.jp/articles/20170528/ddm/016/040/012000c モンゴルの遊牧民に日本の年金制度を輸出するプロジェクトがあるなんて‼︎ 憧れの国ですが行ったことはありません。 最近は定住する人が増え、遊牧民は人口の1割ほどで年金は任意加入だそうです。…

自因自果

じいんじか=自分の行動は自分の結果となって返ってくる 以前同年代のみんなでお喋りしていたときのことです。 その中の一人の友達のご主人が、某サイトで知り合った女性と浮気をしているという話題になりました。 どうやら家族には気づかれていないと思って…

外国語学習の最短コースとは

日本の教育カリキュラムでは雑談レベルに話せるようになんかなりませんよね。 では日常会話を楽しむためにはどうすればよいか? ①その言語が母国語の人とお友達になる ②一緒に生活する ③その国で暮らす どれもハードル高いでしょうか。 語学スクールを否定は…

高齢者は変化を好まない

昔の成功体験が今も通用すると本気で信じていたりしますからね。 輝かしい当時のガラクタゴミを要ると思い込んでいます。 ゴルフのトロフィー、訳のわからない賞状の類、意味不明な記念品、大昔のサイズの合わない服。レコード‼︎押入れが全部ゴミです。 大事…

病膏肓に入る

やまいこうこうにいる 膏肓とは肩甲骨のL字の角にある経穴です。肩凝りのツボとも言われていますね。 私はここの痛みがもう6年も続いています。 はじめは左右の膏肓と頸や肩も痛くて、過度な緊張や多忙など思い当たる節もあり、接骨院、整形外科、アロマ、鍼…

美味しくて食べて呑める幸せ

先日の父の検査騒動で、食べ物が喉を通らないほどの心配をしました。 老老介護なのに在宅にこだわって無理させすぎたかな?もっとお泊まり日数を増やして、訪問ヘルパーさんを積極的に入れてもらえばよかったかな? 後でいろいろ考えても仕方ないことですが…

説得されてっておかしいでしょ

相続不動産を専門に売買している業者さんのセミナーに参加した際オーナーさんが言っていた言葉です。 登記や境界線のややこしい土地を無自覚に相続してしまった。共有名義になっていて処分したいが相手方と意見が食い違っている。その他もろもろ手に負えない…

状況理解できない人とは付き合えない

しょっちゅう実家に帰ってるからって暇じゃないんですよ。 お茶しようとか言ってくれても、暇な人に合わせる時間はないんです。 私は自分の体調が万全でないなかで、母の身体介助や役所や施設の書類手配、周辺への挨拶や根回しを限られた時間でやっています…

お別れはある日突然に

従兄弟の娘が急性心不全で急死したので、幡ヶ谷までお別れに行ってきました。 小さい頃から闊達で旅好きで元気な子でした。 シェアメイト(同居人?彼氏?)はいつも深夜帰宅で、異変に気づいた時はもう間に合わなかったようです。 去年、彼女の祖父(私の伯父)…

認知症に抗うのをやめた日

私と一緒にいるときの母のあきらかに機嫌の良い表情・態度を見て、治らない病に無駄に抵抗することがどうでもよくなりました。 進行を緩やかにするしか治療方法はない。なら効果の期待できることをやろう!と母の意向をほぼ無視して多くの方法を取り入れまし…

怖いシンクロニシティ

緑内障の定期検診を受けると毎回目薬を処方されますが、その日たまたま調剤薬局が閉まる時間だったので受け取りませんでした。 翌日処方箋を持って出掛けると、対応してくれた薬剤師さんが母と同姓同名でした。えええっ 実家がピアノ教室をやっているのです…

毎日感じる幸せと安心

毎日欠かさず17時過ぎに、離れて暮らす父からメールがきます。 安否確認と、その日の母の様子を詳しく教えてくれます。少し遅くなるとやはり不安になります。以前、連絡がなくて翌朝電話をしたら、夜に躓いて転倒し3時間気絶していたと知らされました。 高齢…

鬱の方と知り合って

たまたま福祉プラザで福祉用具を見ながら職員さんとお話ししていたら、通い慣れた雰囲気の方が話しかけてきました。 近くにお住まいで、長く鬱を患っているというお話しでした。まったく普通の見た目ですし、きちんと会話も噛み合います。 鬱の中でも珍しい…

パパは司令塔

日頃認知症の母のお世話をしている父ですが、つい自分ですべてを引き受けてしまう悪い癖があります。 責任感があってとても助かるのですが、場合によってはいらぬトラブルを引き起こすことになります。 なにもかも一人でやれるはずはないのだ、といくら言っ…

私が不在でも親の不安を取り除ける

父のフルートの先生が、私の不在時父を脳神経外科へ送迎してくれました。 先生のお宅近くのクリニックだからついでというのもあったかもしれません。 タクシーを手配すれば自力で行けますが、通院に付き添いがあるのは本当に心強いものです。 なにかしら不調…

アドラー勉強会

時々お若い方たちの集まりに参加させてもらいます。 アドラー心理学をシリーズで教えて戴けるので、無理せずに行ける時だけです。 日頃の生活でアラサーの若者との接点はあまりないので、彼らがどんなことを考え興味を持っているのか知るだけでも新鮮な気持…

境界線が曖昧だった

17年ほど前に、実家に隣接するお宅のご主人から「境界線が曖昧だから再度調査したい」という申し出がありました。 もともとウチの土地を親族に売却し、その後現在の持ち主に転売されたものでした。 戦後すぐのどさくさで、今のような測量技術の正確さはなか…

友達すらも無理

たまたま某独立行政法人に勤務する方と知り合いました。 当時41歳で婚活しているというので、いろいろ聞いてみました。そもそも友人自体が少ないようで、本音で話せる相手がいるのかどうか?という感じでした。 同期がみんな結婚してしまい、自分が最後の一…

何もできない人が家にいる現実

認知症ってどんな症状なのか、身内にいなければわからないと思います。介護施設など訪ねた経験のある方は、え、どこが?と思うような人もいて、正直境界線がわからないでしょう。 落ち着かなくウロウロ立ち歩く人や、静かに座っているけど正気のない人、スタ…

介護スキルが思わぬ場所で役立った

カフェで会計を済まそうと並んでいたら、店頭で車椅子から半分転落し足が足置きに挟まった奥様をどうにもできず困っている高齢男性と出くわしました。 周りの店員さんたちはオロオロするばかりで、手の貸し方がわかりません。 大丈夫ですか?って大丈夫なわ…

徘徊されたらどうやって探すか

自宅周辺では警察の広報車が「青いシャツに黒いズボンの○歳の男性が○曜日から行方がわからなくなっています。お心当たりの方は○○警察までご連絡下さい」と放送しています。 ちゃんと聞いていて連絡する人がどのぐらいいるかわかりませんが、それでもなんのア…

地主さんってどんな人?

地方の田舎なので、親戚や友達に地主さんがわりといます。私の率直な印象は「自由がなさそうだな」です。 だいたい江戸時代からの旧家で、代々地域の要職についていたりお堅い地方公務員や、収支に関係なく賃貸物件を多数所有していたり、空き地を遊ばせてい…

心はいつもノマド

ずっと同じ環境で暮らすのが苦手で息苦しくなります。何十年も同じ場所で生活するとか理解できません。 それは私が江戸時代から続く田舎の家で育ち、ことあるごとに「あなたが家を継ぐんだから」と言われ続け、ほとほと嫌気がさしてしまった感情とリンクして…

外ランチの連休

実家近くのショッピングセンターの敷地内に新しくファミレスができました。 これまでいつも慌ただしく買い物の行き帰りに横目で眺めるだけでした。 介護生活は外食に出掛ける時間的、心理的ゆとりがありません。行けないわけではありませんが、出掛けてお喋…

私の手持ち時間

平均寿命から考えると残り30年あるかどうか。そのうち自力で歩けて行きたい場所へ行けるのはどのぐらいかなぁ… と考えたら、もう自由時間はあまりないことに気づきました。 まずい。このままじゃあそこへ行きたかった、あの人に会いたかったと死ぬときに後悔…

片付けに適した季節

3年半かけてゴミ屋敷片付けに通って、ガラクタだらけの室内で動くには適した時期があることに気づきました。 それは5月と10月。つまりエアコンなしで過ごせる季節が最適なんです。 長い休みを利用して断捨離しようなんて思いがちですが、真夏はクラクラ熱中…

病院付き添いのハシゴ

父の言動がおかしくなり、掛かりつけ眼科と脳神経外科を受診してからいったん千葉に戻り、再度仙台入りして物忘れ外来と脳神経外科を受診しました。 物忘れ外来医は母の主治医でもあり、経緯を話すと「一過性のものと思いますが、万が一という可能性もあるの…