この数年女子のあいだで流行ってますよね。イタリアンだフレンチだスゥイーツバイキングだとグルテンたっぷりの食事を楽しみながら、突如糠漬けを始めました!みたいな人をちらほら見かけます(笑)
私も10年以上前に、毎日糠床をかき混ぜる生活をしていましたよ、一時的にですがね。大阪に住んでいたので泉州の水ナスが絶品と思います。
そんな私が発酵の仕組みもわからないまま、発酵デザイナー小倉ヒラク氏の甘酒ワークショップに参加しました。
ヒラクさんオリジナルの絵本に基づいた作り方を教わり、難しい化学反応式の解説や、ヒラクさんの振りつけでみんなで糀ダンスを踊りながら、お米を蒸したり菌をつけたり作業しました。
発酵マニアな方も参加していて、すでに天然酵母パンのお店をされてる方や、発酵男子もチラホラ参加していました。男子限定の回はすぐに埋まってしまうらしく、すごい盛り上がりなそうです。
ヒラクさんは自宅で再現できる方法を絵本とDVDで解説されていて、オープンリソースなのでお友達に教えたりどんどん活用して下さい、と太っ腹なのでした。
時間内でできることは蒸したお米に菌をつけてふきんで包み、スチロールの箱に入れて温めるまでです。
私はスチロール箱を肩にかけて電車で帰宅しました。翌日お米を切り返しこうじ菌がはえていればこうじの出来上がり。
甘酒にしたければ魔法瓶にお湯とこうじを入れて8時間おくと完成します。
お米のつぶつぶがけっこう残っていましたが、砂糖を使わない自然な甘さで「これが飲む点滴なのね!」と体感できました。