遠距離帰省の合間をぬって中国語を習っています。
予定が立てにくいのでマンツーマンで教わっています。
時間があくとすぐ忘れてしまいなんども同じ質問をします(50の手習いだから勘弁してね、と言い訳してます)
ひととおり基本のテキストが終わったころ、大好きな「ぐりとぐら」の中国語版を見つけ読み方を教えてほしいと先生にお願いしました。
森の中で大きな玉子をみつけたぐりとぐらがケーキを焼いて森に暮らす動物たちと分け合って美味しく食べたという内容で、多くの人に長く愛され続けています。
私は幼少のころ親に買ってもらいボロボロになるまで読んで、大人になってからまた買いなおすほど好きなおはなしです。
先生はこの絵本を初めてみたらしく可愛らしいストーリーを一緒に楽しみながら進めてくれました。
大鸡蛋! 大きなニワトリのたまご!
能做一个从早上吃到晚上也吃不完的大蛋糕呀
朝から晩まで食べても食べきれないケーキが作れるよ
古利赶紧把鸡蛋打到大碗里 放上糖 用打蛋器搅拌
ぐりは急いでボールのなかへ玉子と砂糖を入れて泡立て器で混ぜた
猜猜看 古利和古拉用蛋可做了什么呢?
ぐりとぐらは玉子の殻を使ってなにをしたか当ててみて?
日本語でなんども読んだフレーズが中国語だとこういう言いまわしになるんだ‼︎
ともとのストーリーを思い出しつつ嬉しくなりました。
たかが絵本、されど絵本。
幼少のころは気づかなかった、自分だけ得をしようとせず周りとシェア(おすそ分け)すれば気分も関係性もよくなるというテーマが隠れていたんですね。
文中に不是小气鬼 僕たちケチじゃないよ
というセリフがあり、あれ日本語版にあったかな?と思いつつ、こういう学習方法もあるんだなと再認識しました。