昨今の異常気象で寒暖差疲労を訴える人が多く専門外来まであるのだとか。
気温差7℃のあいだをいったりきたりすると身体はどちらにも合わせられなくて悲鳴をあげる→自律神経失調症。
もう10年も7℃近くの気温差のなか、母の介護でしょっちゅう宮城⇄千葉を往復する私は常に寒暖差疲労でした。
天気予報での温度差はせいぜい4〜5℃ですが私の実家は山沿いで予報より更に寒いのです。
楽しい旅行ならいざ知らず、どちらの環境にも身体が馴染まなぬうちに到着すぐ介護という年月を送ってきました。
我ながらよく倒れずやりきったなと思います。
実家では常に母の介護や父のサポート、掃除片付けケアマネとの面談、通院付き添い、その他もろもろ名前のない家事全般。
自分のケアも疎かになりがちです。
やっとの思いで帰宅すると疲労困憊でしばらく寝込むこともありました。
それが寒暖差によるものだと薄々気づいていましたがやっぱりそうだったようです。
ふだんは介護にコミットするため極力楽に過ごす工夫をしていましたが、私本来の生き方はできずにいました。
本当にこういう生活をしたいのか?
考える暇もなく追いかけてくる親の介護。
逃げたところで責任の所在は私にしかないわけで。
どうせなら気分良くやりたいし、そのために自分のメンテナンスをしたい。
そういう経緯から他人任せの医療ではなく日頃の養生を心掛ける生活にシフトしていきました。