のぞみのデュアルライフ(遠距離介護とゴミ屋敷問題)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ

大家さん的しあわせに耽る

祖父が1972年に始めたピアノ教室は私で三代目になります。

 

当時は高度経済成長期で応接室にアップライトピアノを置いて上にフランス人形を飾るのが流行でした。

 

黙っていても生徒さんが入会してくれた時代です。

 

祖父は会員さんと講師さんの日程調整などの事務全般、祖母が教室掃除を担当していて他に広い庭の手入れや畑仕事もありそれなりに多忙でした。

 

祖父母が亡くなり両親に代替わりするころ社会情勢も変化し、他の人気の習い事に押され生徒さんは減っていきました。

 

母が介護の必要な身体になり父はそのサポートのためこれまでどおりの暮らしが難しくなりました。

 

そんな折り教室そのものを住まいの一部に移動するついでにピアノも新品のグランドにし、口コミで生徒さんが増えていきました。

 

それから4年の歳月のあいだに両親を相次いで見送り、管理会社の担当さんも次々代わりそれでも教室は周囲の協力で存続できています。

 

私はこれまでどおりのペースで帰省し掃除や駐車場の手入れをし、生徒さん保護者さんが気持ちよく過ごせるよう裏方に徹しています。

 

講師さんは小学校からの同級生で郵便物を取り込んでくれたり雑務までやってくれます。

 

地域の交差点のような存在でありたいという願いはいつのまにか叶いました。

 

今年もレッスンの集大成でもある発表会が近づいてきました。

 

精一杯ドレスアップした生徒さんと保護者さん、おじいちゃんおばあちゃんまで聴きにきてくれる様子を祖父母、両親と共有させてもらいます。