田中康夫さんの演説
普段よその自治体の選挙に関心はないですが今回の横浜市長選挙の演説は動画で繰り返し見るほど引き込まれました。元長野県知事で作家の田中康夫さんの言葉が自然に入ってきたからです。もちろん職業作家さんだから人を惹きつける言葉の選び方は熟知しているでしょう。でもそれだけじゃなく、横浜市が抱える問題点と絵空事ではない解決策をわかりやすく説明している姿に大勢の有権者が立ち止まって聞き入っていました。
介護経験者の私は市内で放置された空き家を利活用し託幼老所に整備したいという考えに大いに賛同しました。こういう一見なんの利益も生み出さないようなことが未来への投資なんだけどなぁ。空き家の改修費用や消防法との兼ね合い、介護士さんも保育士さんも両方必要だとかやらない言い訳をはじめればキリがありません。
実現するためにどうするかにコミットすればやれるはずですよね。現に私の母が入所していた介護施設の一階は保育施設で職員以外のお子さんも預かっていました。母のユニットで音楽療法をするときはここのお子さん達が演奏を披露してくれて双方にとってとてもよい環境でした。今考えたら夢のような場所でしたね。
巨額の予算を人のために投じられるか今後の横浜市の在り方に注目していきたいですね。それとファンとして今回の選挙の経緯を小説にしていただけたらと思います(神奈川県知事を狙うのもいいかも)
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