本来の暮らしかた
台風や大雪でも定刻通り寸分違わず運行する列車や業務をしている店舗や企業など住んでいながら日本はすごいなと思います。ずっとそれがあたりまえでどんな状況でも対応するのをサービスと考えてきましたからね。運用してるのは個々の事情を抱えた人間のはずなのにねぇ。というよりそれを望む我々にも責任はあるんですが。
気象病ということばが知られるようになり天候で体調が左右されると認知されるようになりました。梅雨どきにやる気が出ないなんてまさにそれです。じゃどう対応すればいいのかまで掘り下げられている人はまだまだ少ない印象です。養生思想が行き渡っていないこの国では自分を大事にするより他者評価に身を委ねることにウェイトをおいてきたからかもしれませんね。
晴耕雨読のことばどおり晴れたら耕し雨なら読書という暮らしかたが可能な人はごくわずかで大半の人は企業の時間割りどおりに生きるしかないのが現実です。それでもテレワークで在宅勤務が可能になり台風や大雪前に計画運休できるまでになったのですから雨の前に頭痛がしそうならツボを押すとか身体を冷やさないなど工夫はしたいですよね。結果よいパフォーマンスにつながるのですから。