大家さん調律に立ち会う

今年も発表会の季節

地元で50年ピアノ教室を主催しており毎年夏の発表会で生徒さんの演奏を聴くのを楽しみにしています。コロナで2年ほど参加できませんでしたが去年からまたお盆帰省に絡めています。

生徒さんに万全な態勢で臨んでほしくて本番直前に調律をしてもらいます。去年は立ち会えず管理会社さんにお願いしたため今年は契約更新などの手続きといっしょに時間をとってもらいました。2時間超えの調律で今はイタリアブランドのピアノが流行っているとか、地元の藝大OBの方が今は古巣で講師をされているなどお喋りしました。

祖父母から引き継いだ小さなお教室は地域の交差点の役割りも果たし多くの生徒さんがいっときを過ごし巣立っていきます。紹介から入会してくださる方がほとんどで私は集客はいっさいしていませんが定期的な入れ替わりを繰り返し緩やかなコミュニティになっています。

調律師さん、運営会社さんなど多くの人のおかげで生徒さんを舞台に送り出せて私も幸せです。そういえば半世紀ほど前に自分もそうやって舞台にあがったもんなぁ。少しは恩送りできてるかな。