のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

関東大震災から100年

リーディングという舞台を鑑賞

「九月、東京の路上で」というリーディング(朗読ではなく大勢の役者さんが台本を読み合う)舞台を鑑賞してきました。おそらくはじめてですね。内容は関東大震災のとき朝鮮人が暴動を起こしたなどのデマにより大量殺害された、そこから千葉県東葛飾郡福田村(現野田市)で香川県からの行商人9人が朝鮮人と間違われて殺害された「福田村事件」までを時系列に語っていくものでした。

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なんとなく知ってはいてもあまり公になることもなく、むしろなかったことにしたいような空気で知らずにいればそれまでかと思います。

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香川県からの薬売りの行商人一行がたまたま1923年9月1日の関東大震災発生にみまわれ讃岐弁ではなすのを朝鮮人と間違われ利根川沿いで9人が殺害されたというのが福田村事件の概要です。(15円50銭と言ってみろ、というのは有名ですね)100年前ですから被害状況を正確に報道する手段もなく混乱する中で戒厳令が施工され「朝鮮人が集団で襲ってくる」「井戸に毒を入れた」などのデマを信じてしまう人が多かったのかもしれません。

 

1923年9月1日からちょうど100年後の2023年9月1日に映画「福田村事件」が公開されるにあたり森達也監督がアフタートークに登壇しました(行ってよかった)その中で「表現は引き算、成功体験ばかりの人と酒飲みたいですか⁇」などなどおはなしされていました。帰りぎわ受け付けにいらしたので持参した記事をお見せして「これを拝見して今日来ました」というと「ぜひ見に来てください」とのこと。体調を整えて行かなければ。原作はこちらから↓↓↓

福田村事件 関東大震災・知られざる悲劇