のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

庚申の夜、悪事を天帝に告げ口される

ウォーキングで解像度があがる

人どおりの少ない場所を選んで毎日10000歩ウォーキングしていますがコースに新鮮味が欠けてきました。そこで戻ってくるのが大変かもなと思っていた庚申塚まで足をのばしました。説明書きに近くの大学敷地内から移築されたのだとありわりと由緒ある地域だったようです。

 

一帯はきれいに整備された新興住宅地である程度の生活水準の人が暮らしているのが一目瞭然です。初等科からエスカレーターの私立大学やスポーツクラブ、スーパー、ホームセンター、公園のほか白鳥が飛来する調整池もあります。むかしから暮らす人の割合はどのぐらいかわかりませんが年配の方も新規住民かもしれないですね。

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ムラの内と外をわけるための石塔↑↑↑

庚申信仰は60日ごとに巡ってくる庚申(かのえさる)の日に身体から虫がでてきてその人の悪事を天帝に告げ口する。それを知った天帝がその人を早死にさせるという中国からの文化で庚申の日は寝ずに夜をすごすというならわしです。それが村に悪い病などが入らないように願う日本独自の文化になっていったそうです。

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近くには馬頭観音もあり愛馬を供養していたことがわかります。大正時代に建てられたと刻まれていて人と馬が生活を共にしていた痕跡ですね。わずかな時間でいっきにタイムスリップして地域の解像度があがりました。村に悪い病が入らないよう願うのは昔も今もおなじでタイムリーな発見でしたね。