自分がしたいようにすごす
私が若いころは映画やドラマの影響もありクリスマスや年末年始はステキなお相手といっしょにすごさなければならないぐらいの価値観でした。ホテルのディナーを楽しみ宿泊し翌朝のチェックアウトは行列で大混乱するなどおかしな現象がおきていました。プレゼントも用意してそれはたいがい人気といわれるブランドのアクセサリーやバッグでしたね。

歳をかさね冷静になるとそれらはすべてマーケティングでありそんなイベントのためにわざわざ一緒にすごす相手をみつけるってなんだったんだ⁇とおかしくなりますが当時はみんな真剣だったのでしょう。ひとりですごす人を小馬鹿にしたりかわいそうと蔑んだり大きなお世話でしかないですよね。
不景気だからかほかに楽しいコンテンツがふえたからか今はそこまで煽られる風潮もないでしょう。ひとりで好きにすごせるなんてむしろ天国じゃないですか。私は年内最終のネイルサロンへいきランジェリーを新調し年明け公開される筒井康隆の文庫本を購入しました。
4毒(小麦粉・甘いもの・乳製品・植物油)抜きで会食できなくなりましたが心はいつも満たされています。なぜなら自分の本当にしたいことを優先できているから。つきあいでおいしくないものは食べない飲まないおかげでからだの声もよく聞こえるようになりました。己が満たされると煽られなくなります。これをもっと早く体感したかったけれどここにいたるまで時間が必要だったのですね。
