量産品ではない味わい
行きつけのお蕎麦屋さんのご子息が陶芸家さんでお店で使っている湯呑みが彼の作品だったことはどこかで書きましたね。聞けば東北芸術工科大学で学んだあと備前焼きの師匠に弟子入りし窯を開いたとのこと。その大学は私のいとこが教鞭をとっておりなにかご縁を感じました(ご子息とはインスタで繋がらせていただきました)
「これ買えるんですか⁇」と訊ねると「この中から好きなの選んで」とおかみさんにいわれ暖かな手づくり感いっぱいの湯呑みを購入しました(お蕎麦屋さんで食器が買えるのに驚き)さっそくコーヒーや漢方薬、最近では毎朝のマサラチャイを飲むのに気に入って使っていましたがフチが欠けてきました。また買えばいいやと思えず金継ぎ講師をしている友人に相談すると特別に修繕してくれるとのこと(本来は教室の生徒にならないと受け付けしない)
欠けた器は繕えるんですよ、知ってましたか⁇私は彼女と出会うまで知りませんでした。食器は欠けたり割れたりしたらもうお役目終了と思い込んでいたのに金継ぎの世界を知り自分では無理だからプロにお願いすることにしました。修繕費のほうが高くてもずっと使いたい器はよみがえることを多くの人に知ってほしいのです。
湯呑みを買ったお蕎麦屋さんで冬季限定 牡蠣カレー南蛮とそばコロッケを食べました↓↓↓