想定されていない
災害時や地方の田舎などキャッシュレス決済ができない場面がまだまだたくさんあります。おそらくそういった想定がされず推進されているのかもしれません。今どき現金のみだなんて‼︎みたいな考え方なんですかね。
被災して避難所へいったものの停電していた、スマホは持ってきたけど充電できない、そもそも電波が拾えないなんてざらなんですよ。今回の能登半島沖地震も4Gの拾えるわずか数mの場所でようやくお母さんと連絡が取れた人がいました。
電気、電波ありきのたてつけでキャッシュレスを進めてもいざとなったら持ってても使えないんですよ。マイナカードと健康保険証の紐づけなんてまさにそうでしょう。加えてデジタルお薬手帳だなんてなにを服用しているかすらわからない。
災害時でなくても地方の田舎はすぐ出せる現金が必要です。私は2拠点暮らしをしており地方にいるときは頭を切り替えます。急な葬儀、お悔やみ、ご祝儀、心づけ、謝金などコード決済はできません。檀家寺院への支払いも然り。デジタルの弱点もよく知ったうえでの生活も考えないと。