のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

高齢者は体調不良に対応できない

前期高齢者ぐらいまでなら不調を相談できる相手や主治医がいるでしょうけれど、後期高齢者となると単身だったり世間と隔絶されていたり、診療科目の探し方すらわからないケースがあります。

 

風邪や持病なら対応方法も把握していますが、深刻な検査機関を紹介されるとさて、送迎できるかな?となります。

 

春先に父の言動がおかしくなったとき直ちに脳神経外科へ連れていきましたが、たまたま昔から知っていた場所だったので助かりました。

 

もっと詳しい検査を、とケアマネ経由で予約を取った病院は以前母の画像撮影をしたところで、ナビでらくらく行けました。

 

いくつものラッキーが重なっていました。

 

他の診療科目は父が自分で運転していける場所で顔なじみも多く、症状を説明する能力が充分にあったので安心していました。

 

しかし、このようなケースは稀だと思います。

 

高齢になると自分の症状を上手く伝えられなくて、紹介状をもらっても付き添ってくれる人もいなくて、そこまでどうやって行けばいいかわからなくて、結局助かるものも助からなかったりするのではないでしょうか。

 

大きな医療機関は受け付けから検査室まで広すぎて迷子になりそうですし、事務的に扱われると不安が増すいっぽうで、深刻な病気がわかっても闘う気力もなかったりします。

 

どうにかならないものか。

 

と未来の自分からの問いかけに答えられない私です。