母の面会後、小学生時代から通うお店にランチに行きました。
奥さんと山野草の話題になり、父亡き後ほったらかしの我が家のトクサやアツモリソウ、ショウジョウバカマなどよければお分けしますと約束しました。
両親ともに草花が好きで、多くの樹木と季節の花に当たり前のように囲まれて育ちました。
今ならその価値や美しさも理解できますがね、小学生に高山植物の話をしてもあまり受け入れられないでしょう。
奥さんとちゃんと喋るのは初めてで、こんなに植物が好きな人だったとは知りませんでした。
出勤前にシンビジュームを窓際に出して(日光を当てるため)帰宅後は室内に入れて鉢周りを新聞紙で囲んで一晩中暖房で温めて見事な花を咲かせたり、そういう手間暇が好きなそうです。
そういえば母も蘭が好きでたくさん集めては放置の繰り返しでした。
近くの道の駅で春のお彼岸にミスミソウの展示会があるとか、七月二週目頃のヤマユリの絶景ポイントなど耳寄り情報を教えてもらいました。
やはり人はどんな情報を持っているかわかりません。
まだまだ名義変更や相続・納税の手続きで落ち着けませんが、銀行で知り合いに会ったら「できることがあれば連絡して」といわれたり、自分が恵まれていることを再認識しました。