暮らすための目的とアクセスは別もの
賃貸でも購入でも立地第一で考えてきたのはそこから通勤通学するのが前提だったから。しかしステイホームとなるとはなしは別です。毎朝満員電車や渋滞する道をかよわなくていいんですから。もちろん職種にもよりますが。
価値観なんてどんどんかわる
ちょうど1年前終の住処を探して関西と関東をリサーチする旅にでました。1年後世界がこんなふうになっているなど予想だにしていませんでしたから、坂道が多かったり都心に出るアクセスが悪い、毎日の買い物が不便、いずれ車を手放したあとのライフスタイルが描けない地域は避けようなどと青写真を描いていました。
都会の人に馬鹿にされていた
ステイホームは家族と長く一緒にいてだんだん煮詰まってくるでしょう。
私の実家はそれこそ地方の郊外でバブル期など東京の友人に「いくら広くても売れないでしょ」などと馬鹿にされていました。彼らの価値観は親や周囲に刷り込まれた「都心近くのアクセスの良い場所の持ち家」でしたからそれ以外の選択肢ははじめからありません。
しかし時間の経過とともに昭和の価値基準は変化し今や地方の広い拠点でテレワークする人が増えてきて、まるでそれが最先端かのような捉え方です。
自分の資産を総括
江戸時代から続く家の家督を継ぎ地域のお付き合いや自治活動にも参加し冠婚葬祭のたびお悔やみを出し、ピアノ教室の運営もしています。
広い庭木は手に負えないため業者さんに剪定や草刈りをしてもらいいつも綺麗な状態をキープしなければならず負担です。この労力と経費を他のことに使えるのに、と辛くなります。
地元には幼稚園からの同級生も多く暮らし、どこへ行っても知り合いばかりで息が詰まりますが安心でもあります。これを目に見えない資産といわずなんといいましょうか(笑)
さぁこれからは地方や郊外も射程距離に入りますよ‼︎