飼い主はどんな人⁇
近所に猫ちゃんだけのプレハブのあるお宅があります。いつもお庭を綺麗に手入れされていて大好きな木香薔薇を楽しませてもらっています。どんな方が住んでるのかしら⁇と気になっていたある日プレハブの中から「どうぞ見てください」と高齢のご婦人に声をかけられました。
転倒骨折して3ヶ月入院し猫ちゃんの世話は娘さんがしてくれていたことや、ガスで卵を焦がして娘さんにしこたま怒られたなど母を亡くした私にとってはむしろ羨ましいおはなしばかりです。あとで振り返ればこういう時間を過ごせたのが宝物だよなと気づくものです。
なんじゅうねん首都圏暮らしをしていても地方訛りは矯正されないもので、ひとことですぐ東北の方だなと確信するとやはりそうでした。私って耳がいい(笑)私も地方の相続した実家の維持管理に毎月かよっていることや樹木手入れの大変さや介護〜看取りで体調がおかしくなったことなど打ち明けました。
11匹もの猫を引き取っているご婦人に沿線で動物の保護活動をされている方を紹介し写真を見せてあげました。飼い主に遺棄された犬猫を引き取り病院へ連れて行きお店の看板犬として働いてもらっています。
初対面なのになぜか互いの身の上話をお喋りして不思議な時間が流れていきました。あれ、この感覚なんだろう⁇もしかしたら母が人さまの身体を借りてお喋りしにきたのかな。歳かっこうもほぼ同じだし。