面接(審査)があります
親御さんを入所させた経験のある方ならおわかりいただけますよね。施設入所は決断するまで時間がかかりますが(介護を放棄したような気がして自責の念に駆られる)決断してからの手続きもいろいろあるのです。
面会しやすい場所に都合よく空きがなかったりあっても介護の方針がこちらの望むようなものではなかったり決定に時間を要します。デイサービスの関連施設にそのまま移行できたりもしますがみんながうまくいくわけじゃありません。
うちは完全自立の父が突然死したため要介護5の母をショートステイでつないで入所契約しました。物忘れ外来併設の施設にしたかったのですがパーテーションで区切られた部屋しかなくデイでかよっていたもうひとつの施設にしました。父の葬儀や49日法要〜納骨〜相続事務と並行しながらで私はこのまま死ぬんじゃないか⁇と思いましたね。
入所手続きはさまざまな契約事項を担当さんと常駐ナースさんと「容態急変のさいの対応」「延命はどこまで希望するか」など確認しながら進めていき2時間はかかります。効果の体感できないアルツハイマーの薬もこれまでの調剤薬局は使えず施設が契約する調剤薬局で購入しなければなりませんでした。
施設では敷布団と掛け布団1枚は用意されているので肌掛けや毛布は持参、季節ごとの衣類や収納用チェストも持ち込みます。これは施設によるので確認しましょう。いずれにせよ入所の手続きからお支度まで細かいことがありすぎてひとりでヘトヘトになりました。
