のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

学童+宅老所は実現可能か

資金調達は⁇

Xでつながっている方が高齢者の寄り合い所みたいな場をつくりたいと呟いており大いに共感しますが個人だと資金をどうするかですよね。私も母を介護していたころ地元にケアラーズカフェ(介護者のための場)がなくて本当にほしい場所でした。その方はカフェの売り上げを回せないだろうかと思案しているようです。

 

そこで長野県知事をされていた田中康夫先生の車座集会でいただいた資料を再読してみました。知事時代に宅幼老所を運営されておりどんなやり方だったのか書き起こしてみます。

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空き店舗の利活用は地方でも都会でも問題になっていますが消防法などに抵触したり(防火設備の有無)保育士を常駐させなければいけないなど決まりごとが多すぎるようです。冬場は農作業のない元気な高齢者が地域の学校にいて「ボタンがとれた」とやってくる子がいたり世代分断型ではない場をつくっていたとのことでした。

 

一時預かり(小休止サービス)は350ヶ所つくり障害のある人、介護している人が美容院などへ行くため自由に使える時間を提供していたようです。介護者の気晴らしなどすぐ結果に結びつかないことに予算を割くのは難しいのでしょう。でも緊急じゃないけど重要なことのはずです。

 

個人で宅幼老所を開設するとしたらクラファンなどなにかしら支援を受けないと難しそうですね。昔みたいななんとなくみんながいる開放された人の家が理想なんだけどな(うちの実家がそれで常にいろんな人が出入りしてお昼寝してから帰る人もいました)