のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

支援をエゴと取り違えていた

当事者だからこその思い込み

能登半島沖地震からすでに3週間経過してもまだまだ末端まで支援が届いていないようです。限界集落でビニールハウスやガレージで避難生活している人々もいて、そこへ至る道が渋滞しているからボランティアにこないでほしいなど誤った情報でせっかくの好意を受け入れられずにいたケースもあったようですね。

 

さかのぼれば13年前の東日本大震災認知症の母が暮らす実家が被災し(たいした被害ではない)ライフラインすべてが止まって4日間生死不明でした。震災と認知症というワードは私にとっては重要でこのできごとを多くの人にシェアしたいとケアラーズカフェ(介護者の集う場)やブログで発信してきました。

 

熊本地震西日本豪雨ではささやかな送金や現地の商品購入などできる範囲のことをしてきましたが実はそれは私が助けてほしくてやっていたエゴだと気づき冷静になりました。なぜみんなもっと支援しないの⁇なんて考えていたんですからね。まるで自分が役に立ってるとでも思っていたようです。できることなどないんですよ。

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冷たく聞こえるかもしれませんが被災した人々を見捨てるとかじゃなく再建や復興は最終的には個々人で立ち向かわねばならないのです。それをちょっとだけ後押しできるかどうかぐらいのことなんですよ。もちろん著名人の桁違いの義援金は助かるはずですが心のケアまではできません。

 

自分の日常をふつうに過ごして今後必要になってくる観光産業などへ回せるものがあれば購入する、現地へ行くなど方法はいくらでもあります。自分がなにかやったような感違いでいい気分になるのではなく関心を持ち続けることが大事です。