のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

助けてをキャッチできない社会

困りごとを解決するには

以前、生活保護申請を断られた人が「ご飯が食べたい」といったら生のお米を支給されたとかありましたよね(うろ覚えでごめんなさい)すぐ食べるものがほしかったんじゃないのかな。こういう噛み合わなさってしょっちゅうですよね。これは被災地支援などでもおきる現象です。

 

支援物質を仕分けする人がいないから必要とする人に行き渡らない、仕切る男性トップが女性特有の困りごと(生理用品やカミソリ)に配慮できず避難所にいたくなくなる。今回の能登半島沖地震でもはじめの頃はハネムーン期のような盛り上がりを見せていたけれどしだいに皆んな疲れてきているそうです。

 

介護も同じで困ってる本人が困ってるということを発信できない。うちの父も自分が窮地に立たされていることを言語化できませんでした。あんなに本を読み立派なことを語っていたのにリアル社会ではなんの役にも立たない。「老々介護でしんどいから自由に飲みに行きたい」と要望を語るのが憚られる社会ってどうなんでしょうね。まさに不寛容。我慢を美徳なんて思っちゃいけません。

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もっといえば我慢してるのをキャッチできない社会にも問題がありますね。みんなギリギリで生きて余白がなく合理的で効率的なことばかり求められてるんですから。そうはいかないのが人生なんだけどな。