新しい鍼灸師さん
7年以上お世話になった鍼灸師(国際中医師)さんが異動になり別の鍼灸師さんが担当になりました。ベテランかつ日本の医師免許ホルダーでさくさくと鍼を打ってくれます。私の症状やどんな治療をしていたかきちんとカルテに記録されておりだいたい同じようにやっていただけました。
痛みに敏感ですからいちばん細い鍼を使い胃腸を温めるため赤外線とお灸をお腹や脚にあてて刺絡で詰まった血液を出します。背中は吸い玉で全身の巡りをよくします。実家の庭仕事で今は左手首を痛め不眠にも悩むためそこのツボに鍼を打っていただきました。帰宅してから気絶するように眠れましたよ。
「なんでそんなに痩せてるの⁇」と聞かれ遠距離介護から看取り〜相続までの経緯をざっくりおはなししました。鍼灸師さんも同居で要介護5のお母様を介護中で私の背景を理解していただけたようです。仕事しながらの在宅介護はすごいですよね。
「未病に対応できてえらいね。薬はよくないよ、腎臓や肝臓を痛めるから」と。昔はすぐ西洋薬にたより不調の原因を探ることすらありませんでした。しかし東洋医学に出会い他の方法もあることを知れたのは大きな収穫でした。薬も適切な使い方まで否定はしませんが「飲んでるから安心」みたいな感覚じゃなくそこに至る前の段階で対応したいですね。それこそが「未病先防」です。