身の振り方より食事
親の介護がはじまったり卒業したりで己の仕舞いかたも意識するようになりますよね。延命治療、葬儀はどうするか、どこの金融機関になにをいくら預けてあって通帳や印鑑はどうなってるかまとめておかなきゃなとか。いまどきは各種パスワードも必要ですね。
1年のあいだに相次いで両親を見送り2回喪主をつとめた私は立て続けの葬儀や相続事務に翻弄され体調を崩しました。もともと父の言動がおかしくなった頃から胸が詰まって食事が喉を通らなくなっていたのに(機能性ディスペプシア)さらにおかしくなるというね。
鍼灸や漢方薬で5年ほどかかってようやく食べられるようになったものの2度の再発から食事には今も気をつけています。それは認知症予防にもなっているかな。多忙な母は調理時間の手間を省くため出来合いをよく利用していましたがその積み重ねが健康を害していたのだと思います。
当時は食パン、牛乳、揚げ物、マーガリンのなにがよくないのか誰も教えてくれませんでしたからね。遅まきながら気づけた私はなるべくその類は控えています。先日も鍼灸師さんに「誰とも食事できないね」といわれましたが自分の体調が最優先です。おかしな食事が病をつくると確信してますから。これは私にとって立派な終活です(ちなみに植物油でできているコーヒーミルクは使わずクリープを利用します。疑問な人はググってみてね)