今年度の総括
ライフワークの薬学部模擬患者のスキルアップ講習に参加してきました。いつもどおり外部講師を招いて「模擬患者とはなんぞや」の原点をおさらいしました。いつもと違うシナリオをいただきどんな演技がよいかとか患者像をはなしあって擦り合わせていきます。今回の台本では住宅販売会社の60歳の支店長で3カ月前から頭痛に悩まされ3年前からロキソニンを飲んでいる設定。はじめて訪れた職場近くの薬局で3〜4箱まとめ買いしたいこの患者の心の声を想像してみようということになり各自意見を述べました。学習の狙いは受診勧奨と服薬指導とのこと。

若い薬剤師さんなら他業種の多忙さやストレス具合が想像できず安易に共感したり検査を勧めるのも憚られるでしょうね。でも私なら有給をとって検査する、もしくは休職を申し出てもよいのではとアドバイスするかも。なぜなら健康を犠牲にする働き方はいずれ別な形で回収させられるから。あのとき検査うけてよかった〜と感謝されるかもしれません。なにもみつからなければ働き方を変えるなど自分を守る方法はあるはずです。なにより患者の心の声は「そこまで助言してくれる人を探している」じゃないかと想像しました。
綺麗事に聞こえますか⁇でも年齢がいってリカバリーできない厄介な病気になるよりいいんじゃないかな。退職金や年金をあてこんだライフプランが崩れてしまうのもわかりますよ。でも健康を犠牲して働けば医療費含めもっと多くのものを失います。このシナリオを読み証券会社で毎月ノルマに追われていたころを思い出しました。たまたま異動がありその後もっともらしい退職理由もできて助かりましたが高給取りの裏側はストレスと引き換えです。みんなが住宅ローンを組んで家を買っている、お受験させている。本当にそれを望んでいるのか、途中で気が変わったらやめてもいいぐらいじゃないと病人だらけの国家になってしまうんじゃないかなぁ。