地域で高齢者を見守るなど政府の方針を見聞きしますが、地域を語る上で欠かせないのが親の交友関係です。
幼馴じみ、学生時代、現役時代、ご近所さん、習い事や趣味友。
何かしらのサービスを利用しているなら、お世話になっているスタッフさん、理髪店の担当さん、通院先のナースさん、調剤薬局の薬剤師さんなど。
他にも知らぬところで様々な人のお世話になっているものです。新聞屋さんや公共料金の検針係さんは直接顔を合わせることがほぼないけれど、異変に気付いてもらいやすいものです。
3年前に父のお友達グループと、温泉での泊まり同窓会に同伴しました。ただでさえゴミだらけの実家片付けで疲れてるのに旅行とか勘弁してくれと思いながらも、自分にも休息が必要と感じていました。
結果行ってよかったです。皆さん幼少時の私を覚えていて「あら〜〜大きくなって〜」と懐かしんでくれました。
まだ若かった両親が、必死に生きていた時代を知るお友達との再会は私も嬉しかったのです。
中にはお子さん2人をエリートに育て上げて、奥様がお暇を頂戴しますと出て行った方もいました。どんな老後になるかなど予想もつかないものです。
こうなりたい、ああだといいなと思い描くようにはなりませんが、目の前の現実を受け入れ今を味わう以外にできる事はないようです。