3日の早朝、雪明かり(宮城県の人ならご存知、銘菓雪あかり‼︎)で目覚めると、夜中のあいだにしんしんとパウダースノーが積もっていました。
お正月明けから、契約しているシルバーセンターさんが雪掻きにきてくれる手筈ですが4日の朝は来ませんでした。
取り敢えずシルバーセンターの事務所へ挨拶へ行き担当さんとお話し。
去年までは父がやり取りしてくれていて、10センチ積もったら出動。基本的に日・祝はやらないという基本ルールを確認し、担当シルバーさんの連絡先なども聞き帰宅しました。
事務所の担当さんはシルバーさんに仕事を割りふっても、当日現場に現れない人もいるので物忘れなのか認知症なのか判断できずにいるのだと打ち明けてくれました。
そうか、やっぱりそうなんだ‼︎
ウチはこれまで雪掻きと剪定ぐらいしか頼んでいなくて、どの人も皆んなきちんと仕事してくれて助かりましたが中にはそういう人もいるのでしょう。
「認知症テストみたいなものないんですかね?」と訊ねられたので、それは同じ建物内の介護者の会でやってますよ、とアドバイスしました。
同じ役所内なのに横の連携がなさすぎる‼︎
役所だからなのか、これまで他人事だと思っていたのか、日々の業務をこなすのに追われてそこまで気が回らないのか。
去年事務所に挨拶に行った際、どうせ見ないだろうなと思いつつ「認知症ケアラー」というプロフィールの名刺を渡していました。
母のこともオープンにしていたので話題をふってくれたのでしょう。
認知症だからっておおごとにする必要はなく、労働意欲を削いではいけません。
ただ、約束の時間や現場を忘れてしまったりするので周囲の手助けが必要になります。
そこを理解して、長く働ける場を提供するのも地域の役目と思います。
まだまだ認知症が理解されていない現実を目の当たりにしたお正月でした。