父の一周忌と母の阿経忌が同日なので、近所のお花屋さんでアレンジメントを作ってもらいました。
PCスクールの先生のお宅のアレンジメントが綺麗で「どちらで作ってもらったのですか?」と聞いて紹介されたお花屋さんです。
いつも季節の花を絶やさず、宣伝も特にしていないのになかなかのセンスです。
オーナーとは遠距離介護から実家の庭木、雑草問題、延命治療、葬儀界の裏事情まで多岐に渡るお喋りをします。
葬祭ホールなどのお仕事もされてるのですか?と訊ねると「あの業界の花屋さんは仕事屋さんという特殊なところがしてるんですよ」と教えてくれました。
そう、それ。
私の叔母もお花屋さんの仕事をしていて冠婚葬祭の事情通です。
葬祭ホールで葬儀のランクを決めると(祭壇の)花もついてきますが自分で持ち込みできることはご存知でしょうか?
かつ持ち込み料を取られることも。
私も数年前に初めて知って驚きました。一生知らなくても困りませんがね。
都会の葬祭ホールも同じで、駅チカで駐車場無料で運用できるにはそれなりのカラクリがあって当然です。
供花スタンドも葬祭ホールに発注できますが、好きな花屋さんから注文することも可能です。
叔母曰く葬祭ホールさんの花はスタンドのバランスを考えると茎が長すぎるとのこと。
いわれてみればそうかな?という程度ですが、叔母のところから取り寄せた供花と比べると一目瞭然でした。
私たちは知る由もない仕組みのなかで生かされ見送られるのですね。
さて、そろそろ父の一周忌と母の49日法要のお花を発注しないと。