亡くなってからあっというま
区切りの回忌法要は前倒しですることにしました。両親とも秋に亡くなったのでお彼岸前ぐらいがベストかななんて思っていましたが自分の体調や台風なども考慮し土用あけの5月に予定を入れてもらいました。こちらがこの日ぐらいでと思っていても急な葬儀などで希望日は埋まってしまいます。そもそも私は2拠点暮らしですから移動の都合もあります。
これまで葬儀ふたつと一周忌、三回忌の施主をつとめ経験値だけはあがっているはずですが当日の朝でないとできない支度などもあり深呼吸しながら行程表を消し込みしていきます。供花やお供えは本堂とお墓とべつべつに用意しなければならず大荷物になります。仏膳はできあいのお弁当でよいので朝に買いに行きました。
立夏すぎても肌寒い雨降りがつづきましたが朝から快晴で絶好の日よりでした(日頃の行いがいいから笑)ひととおりの読経をすませたあと住職とはじめてじっくりおはしし、お寺の名前が初代の住職夫妻の戒名からとったとか代々おつきあいのある友人宅の仏壇が本堂に安置されている、瑞巌寺の仏像のレントゲン撮影したところ体内から政宗公が忍ばせたお香が400年ぶりにでてきたなど教わりました。
これまで本家の家督として仏事をつとめてきましたが先祖のルーツやお寺の由来もよく知らずにきました。学ぶにはまだ遅くないようですね。