実家は地方の田舎にありがちな、意味なく広い敷地で多くの樹木に囲まれているため手入れに難儀しています。
祖父も父も庭仕事を苦痛に感じることなくやっていたので私は見る専門、手伝ったことはほぼありません。
しかし母の介護スタートと同時に、これまで自分の都合で手入れしていた父の自由がなくなりました。
明日の雨の前にこれだけ仕上げておこう、とか雨の後のタイミングこそやっておきたい作業など天候に自分を合わせなければならないのに叶わなくなりました。
父の突然死で私はなんの引き継ぎもせずぶっつけ本番で草むしりから枝の剪定まですることになり、昔の開拓民の人々の苦労が理解できるほど?大変さが身にしみました。
いったいいつからあるのかわからない巨大な樹木や、むしってもむしってもキリなく伸びてくる雑草に太刀打ちできず、地元の友人たち総出で炎天下の作業をしてもらいました。
自分でやればタダなのに、などの考えは捨てなければいけません。
維持管理費をまだ正確に把握できていませんから、謝礼を払うたびにいつ解放されるのか不安になっていきます。
少しでも作業を楽にするため道具に頼ることにしました。人力の限界を知りましたから。
家にあるものより近代的で使い勝手やコスパの良いものを調べ、伝手を頼り、使い方のレクチャーまでしてもらいお盆に植木の体裁を整えました。
やり方と仕上がりはおいおい綴っていく予定です。